実は原作を読んでないが (ウゴウゴ・ルーガの "あさのぶんがく" は観た) 、マンガで読んでみる。
あれだけの大作がコミック一冊にまとめられているのだから、当然細部はかなり端折られているのだろうが、それなりに楽しめる。
便利さや豊かさでは世界トップクラスである日本に閉じこもり、海外へのあこがれを持たなくなった現象を "パラダイス鎖国" と名付け、分析している。
自身も仕事上必要のあるケースを除いて海外に行くメリットをあまり感じておらず、この感覚は非常に共感できる。また、このパラダイス鎖国に陥るまでのストーリーの分析も納得のいくもの。

お仕事で韓国大田へ。韓国を訪れるのは初めて。
18きっぷ本だが、比較的初心者向けの内容。
モデルコースが多目に掲載されているのは嬉しいが、出発地が全国に散っているので少し散漫な印象。
先日永世名人の資格を獲得した羽生善治さんのインタビュー本。
羽生さんのインタビューに対し、認知科学学者の伊藤さんと人工知能学者の松原さんが解説を加えるというスタイル。インタビューから感じられるトップ棋士の自己説明能力 (メタ認知能力) の高さは興味深い。
いわゆるフードファディズムの批判本。読んで面白い本かというと微妙だが、非常に真っ当な内容なので、勉強のつもりで読むのがよろしいかと。
ほぼすべての項目に納得できるが、プロテイン批判の項目だけが少し気になった。
"プロテイン" という商品名で市販されている製品数種類の宣伝チラシによれば、推奨されている一日の摂取量は6~9グラムで、タンパク質としてたいした量ではありません。その価格は、33~84円です。ちなみに、大豆製品である豆腐やきな粉で同程度のタンパク質を摂取すると、価格も20~40円くらいで、"プロテイン" より割安です。
という批判を行っているが、まともに競技をしている人で一日に6~9グラムしかプロテインをとらない人はいないだろうし、必要なタンパク質を通常の食品だけから (過剰なカロリーの摂取なしに) とるのは普通の社会生活をしている人間には厳しいだろう。
相撲界を経済学の視点で眺めるという本。角界のシステムから、その中の人間にどのようなインセンティブが働いているかを考察しており、よくある力士の収入がいくらといったレベルの本とは一線を画している。
こうした視点からみると、外部からは不思議に見える数々の角界のルール (たとえば、なぜ大相撲は総当たり戦ではないのか、なぜ八百長が起きやすいのか、なぜ茶屋制度が存在し続けるのか、など) の多くが実に合理的であることが見て取れる。
先の大戦中の軍事施設を巡る旅。あまり政治的な主張は強くなく、遺構そのものを楽しむスタイル。
遺構は全国に散らばっているが、関東周辺でも都心部や千葉・館山などに見るべきものがある様なのでぜひ訪れてみたい。
また、ただの遺構紹介にとどまらず、それらを探すコツについても触れられているのが嬉しい。それなりに歴史のある土地に住んでいる人間ならば、きっと地元の遺構を探したくなる。
ToDo/ToBuy