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fukumoto blog


2006-02-19

_ [][マネー]内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法, 内藤忍

内藤忍の資産設計塾―あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法(内藤 忍)

個別の商品選びよりも、どのタイプの金融商品に資産を配分するかの方が遙かに重要という趣旨には強く同意。

金融商品の解説は、株、債券、投資信託(ETF)、不動産(REIT)、外為と、一通り押さえられている。 それぞれの解説も中立を意識しているようで、例えばインデックス投資とアクティブ投資の双方を並列に扱っており、優劣については明示的には述べていない。

また、プランニングの例が10万円コースからのせられているのも、これから資産運用を考えようという人には親切 (実際には10万円では効率的な運用は難しいが) 。 ただし、著者はマネックスの中の人のため、挙げられている商品例には少々偏りがある。その分は適当なものに読み替える必要がある。


2008-02-19

_ [][PC]Excel Hacks―プロが教える究極のテクニック100選, David Hawley(著), Raina Hawley(著), 羽山博(監訳), 日向あおい(訳)

Excel Hacks―プロが教える究極のテクニック100選(David Hawley/Raina Hawley/羽山 博/日向 あおい)

さすがにオライリーらしく、骨太なHackが並ぶ。

VBAを使用するものも多いので、そのあたりを触ったことがない人だと少々苦しいかもしれないが、手元に置いておいて損することはない一冊。 とりあえず目次は眺めておいて、あとは必要なときにめくる使い方となりそう。


2009-02-19

_ [][小説][マネー]幸せな売場のつくり方, 兼重日奈子

幸せな売場のつくり方(兼重 日奈子)

小説仕立てのビジネス書。

うまく回っていないファッション専門店を立て直すというお話だが、ファッション専門店に限らず多くの小売店に適用できそう。 ただし、日用品の小売店や大規模店はまた違う方法論が必要だとは思う。


2010-02-19

_ [][言語]漢字は日本語である, 小駒勝美

漢字は日本語である (新潮新書)(小駒 勝美)

漢字雑学本なのだけど、さすが新潮日本語漢字辞典の執筆者だけあって、漢字への愛がきちんと感じられる。

あまり系統立てられていない雑多な内容なので、お気軽にどうぞ。


2012-02-19

_ [生活]GTDの実運用

GTD導入の準備が整ったので、実運用を開始した。

初回の収集

GTDでは、最初に気になっている事項を全て書き出すことから始める。今している仕事、やりかけのこと、気にはなりながら放置しているもの、将来やるかもしれないこと、全てを書き出し、Inbox に積んでいく。覚えているものを書き出すのに加え、手帳のメモ書き、MUAのDraftフォルダにある書きかけのメール、買い物メモ、GTD公式のトリガーリストなどを参照しながら、黙々と作業を進める。この段階では分類や粒度は一切気にする必要がない。

この書き出しの過程にはある種の快感がある。一つを書き出す毎に、頭の中が広くなる感覚だ。GTDの思想として、ToDoの記憶に脳を使うのはもったいない、というのがある。これは裏を返すと、記憶を外部に出すことで脳を目の前の一つの作業に集中させる体制が整うということだが、この段階でもう既にその効果が実感できる。今まで、脳内でのToDo管理にいかに無駄なリソースを消費していたのか。

全てを書き出すのにほぼ半日かかり、300件以上のリストが完成した。

処理・整理

続いて、収集した情報をGTDのワークフローに沿って処理していくことになる。ワークフローを眺めてみると当たり前の様に見え、実際に無意識に同じような処理をしている人も多いと思うが、きちんとした型として見えている効果は大きく、判断に迷いが出ない。

この過程にも数時間かかった。その場で処理できる作業が大量に積まれている人ならばもっとかかるだろう。

Next Action

GTDでは次にやるべき事項は、すべてNext Actionリストに保存される。つまり、やるべき行動はNext ActionListにあることが保証されているので、実際に行動を起こすときはNext Actionリストだけを参照して行動を選べば良く、他のリストを気にする必要は一切ない。

この心理的な負荷の軽さこそがGTDの本質であると感じる。今までは作業中も他に忘れていることがないか、やらなければいけないことがないかが常に頭の片隅にこびりついていたが、それを完全に追い出せた感覚がある。ここで最も重要な点は、行動の段取りと実際の行動を分離する、という点。行動をしながら次の行動を考えるという心理的な負荷は予想以上に大きいものであると気付く。これを分離するだけで、心理的な負荷は大きく下がる。

Project

1つのタスクで処理しきれない事項はProjectとして扱い、その下に複数のタスクがぶら下がることになる。

ここだけ聞くと非常に明快で問題もないように見え、オリジナルのGTDでも素朴な分類論だけで事足りるように書かれている。しかし、実際には分類につきものの問題点から逃れられない。定期的なReviewを前提としているGTDでは、誤入問題や君の名はシンドロームが致命的な問題になることはないが、いわゆるこうもり問題だけは避けられない。複数のプロジェクトに関わるようなタスクが発生する場合にどちらのProjectに含めるべきかは、運用でカバーするかプロジェクトの粒度を荒くする以外に上手い方法が思いつかない。

Someday

GTDのワークフローで特徴的なのがSomeday (いつかやる/多分やる) リスト。普通のToDo管理ではこの種のやるべきかどうか判断がつかない様なものの扱いに困るものだが、GTDではこれをきちんとSomedayとして管理し、週次Reviewに組み込むこととしている。Reviewの度に、これは今始めるべきか否かを検討することになるので、そのまま忘れ去られることがない。

Waiting

GTDのワークフローでもう一つ目に付くのがWaitingリスト。今までは誰かにお願い事をした後、相手から連絡が来るまで放置してしまうことがあったが (その結果、相手から連絡がなくそのまま忘れ去られてしまうことも多かった) 、それをWaitingとして管理しReview対象とすることで、トリガをかけることが容易になる。

Calender

GTDでは日時が確定し、その時にしかできないことやその時に必ずしなければならない様な事項だけをカレンダーに記入する。その日にやりたいことなどは一切書かないのが重要。

私はカレンダー代わりに長年使用している「超」整理手帳を使用することにした。

Reference

ReferenceはGTDではあまり重視されている項目ではなく、素朴な分類が推奨されている程度なので、既に導入済みの整理法が機能している様ならばそれをそのまま利用し続けて良いだろう。私は「超」整理法をそのまま利用している。

Context

前項で、行動する際はNext Actionリストだけを見れば十分と書いたが、実際のGTDではさらに行動時の認知的負荷を下げるためにContextという概念が用いられる。

Contextを分ける理由は、その時にやるべきことだけを抽出し、その他を隠すことにある。つまり、行動を決める際の心理障壁をさらにもう一段下げる工夫なので、Contextはその意味で使いやすいように分類するべきである。オリジナルのGTDでは、@Calls, @Computer, @Errands, @Home, @Officeなどが推奨されているが、幾分米国の環境依存に見える。例えば、@Callsが独立している理由として、渋滞中で電話をかけることくらいしかできない、といった場面が挙げられているが、日本の環境では@Callsを独立させる必要性が薄い人も多いだろう。

色々と試行錯誤していたが、結局以下の形に落ち着いている。

@Concentration
集中力を必要とする作業。邪魔が入らない時間帯や、朝一番などの元気があるときにこなすべきタスク
@Idle
細切れの時間でこなすべきタスク。割り込みが多い環境や、疲れている時、移動中などでもこなせるタスク
@Home
自宅でこなすべきタスク
@Office
職場にいないとこなせないタスク。顔を付き合わせての打ち合わせをするべき事項や、外出先からでは難しい書類の処理など
@Errands/Local
地元での日用品の買い出しや公共料金の支払処理など
@Errands/City
都心へ出かけた際に処理するべきタスク。専門店での買い物など

Review

GTDは定期的なReviewを前提としたシステムであり、それ抜きでは機能しない。オリジナルのGTDでは週次Reviewが推奨されているが、スマートフォンのアプリケーションと組み合わせることで、細切れ時間に随時Reviewを進めていく使い方も容易になるのでまずはその運用にしているが、いずれ定期的なReviewに落ち着くかもしれない。


2014-02-19

_ [][社会]国際結婚残酷物語―中国のど田舎に嫁いだ私, 荒川美幸

国際結婚残酷物語―中国のど田舎に嫁いだ私(荒川 美幸)

"中国のど田舎に嫁いだ私" というサブタイトルからは中国の奥地に移住した様な印象を受けるが、実際には中国人夫のパスポート発行までの僅かな期間を過ごしたのみ。

それでも、中国との文化摩擦の読み物としては面白いし、本人の本音がそこここに滲み出ている文章も悪くない。


2017-02-19

_ [][小説][マネー]会計天国, 青木寿幸, 竹内謙礼

会計天国 (PHP文庫)(青木 寿幸/竹内 謙礼)

"おもしろくて、ためになる" 系のビジネス小説。

コメディタッチの小説は読みやすく、単純な読み物としても悪くない。肝心の会計部分は、さすがにずぶの素人が一冊目として読むのには敷居が高いか。ある程度会計を理解している人がおさらいを兼ねて読むのにはちょうど良さそう。


2018-02-19

_ [][マネー][マンガ]行動経済学まんが ヘンテコノミクス, 佐藤雅彦(原作), 菅俊一(原作), 高橋秀明(画)

行動経済学まんが ヘンテコノミクス(佐藤 雅彦/菅 俊一/高橋 秀明)

流行の経済学をまんが形式で。

ヘタウマ系のユルめの印象だが、内容はまとも。行動経済学を体系立てて学べるような本ではないが、人に話したくなるような小ネタを探している向きにはおすすめできる。


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