不思議の白書

Scene Research Stationのコメントを読んで、やっぱりちゃんとしたモデル作りが大事だなぁ、と考えさせられました。

で、いろいろ考えつつ、ゲーム理論系のページやら本やらを読んでいたんですが、麻雀でそういうことをちゃんとやってる人は少ないです。そんな数少ないページである不思議の白書を読んでのメモを書いておきます。

麻雀の意志決定とその分析 (モデル) で、麻雀を省略化したモデル (白、發、中のみ使用する2枚麻雀) でのゲームを、ゲーム木をを使って解析しています。一見、これをそのまま136枚に拡張すれば最前手が見つけられそうですが、実際に136枚の牌を使って同じことをしようとすると数々の問題が予想されます。ぱっと思いつくだけでも、以下の問題が考えられます。

  • 計算量が膨大になるのをどうするか?
  • どうやって効率的に枝切りをするか?
  • 副落、和了点、失点等の他家の行動に左右される事項を加えた際にゲーム木がどのように変化するか?

枝切りについては、自分の打牌を3〜4手程度に絞り込むのは比較的簡単そうです。しかし、逆に自模牌による枝分かれは、枝切りが非常に困難に思えます。

また、他家の行動を加味する手法については、現在のところno ideaです。これは腰を据えて考えないとなぁ・・・。

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