スティーヴン・ウェッブ(著), 松浦俊輔(翻訳), 広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由

なぜいまだに宇宙人が見つからないのか? 実際ここに地球人がいるのだから、他に宇宙人がいてもいいはずなのに、という古典的な問題に対する仮説を大真面目にまとめた本です。

50の仮説は、

  1. 実は来ている
  2. 存在するがまだ連絡がない
  3. 存在しない

に大きく分類されます。1番はちょっとトンデモな風味ですが読みものとしてはおもしろく、2番と3番は現実的な回答、といったところでしょうか。全体的に、宇宙科学一般やSFについてがっちりした知識がないとかなりツラい本ですが、そこを越えられる方には絶対のお勧めです。

関係ないですが、この本を読み終えて以来、ETCと聞くとExtra Terrestrial Civilizationに変換されて困ります。

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