小室直樹, 経済学をめぐる巨匠たち

経 Keiに連載していた “経済思想ゼミナール” をまとめたもの。

ロック、スミス、リカード、ケインズといった経済学の巨人達の業績を追うことで、経済学の大きな流れをつかむことが出来る。本書では、経済学の世界を古典派とケインズ派の対立とみなし、さらにその差はセイの法則が成立するか否かであると看破している。

いつも軽快な、それでいて本質をズバリとつく小室先生の語り口も健在。おすすめ。

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