Garr Reynolds, PresentationZen: Simple Ideas on Presentation Design and Delivery

Presentation Zenの中の人による著作。タイトルでわかる通り、著者は日本文化にも造形が深く、所々に日本の心が取り上げられていて少し嬉しくなる。

プレゼン資料の作り方を手取り足取りというタイプの本ではなく、もう少しメタな話。かといって、精神論だけの読むのが辛いタイプの本ではなく、本書自体が高いレベルのプレゼンでもあるため、主張がすんなりと頭の中に入ってくる。

私は比較的プレゼンをする機会が多い職種なのだが、今までいかにダメなプレゼンをしてきたかに気づき少しヘコむ。最初に構成をきちんと練り込むことなく、いきなりパワポを立ち上げて手持ちのデータを貼り付けることから始めていたが (技術系にはこの手の作り方をしている人が多いと思う) 、これでは質の高いプレゼンができるわけがないことをいやと言うほど思い知らされた。

プレゼンをする機会のある人は読んで損することは決してない。おすすめ。

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