松永和紀, 食の安全と環境 「気分のエコ」にはだまされない (シリーズ 地球と人間の環境を考える11)

声の大きい人たちがばらまいてきた食に関する “定説” を科学的な目できちんと検証している姿勢が素晴らしい。

本書は食だけではなく環境をもテーマとしているため、巷でよく語られるエコロジーな定説の数々を取り上げている。これらを称して “気分のエコ” とはよく言ったもの。具体的には、地産地消 (フードマイレージ) 、食品リサイクル、有機農業など、一見してエコロジーに見え無批判に賛同されてしまう種類の “気分のエコ” がきちんと検証されている。

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