譚ろ美, 中華料理四千年

中華料理エッセイ集。とはいえ、歴史も含めて背景知識のきちんとしている著者なので、単にこんなものを食べましたで終わらずにその料理の歴史背景まできちんと踏み込んでくれる。

肝心の料理の描写も、きちんと料理への愛が感じられるもの。トリビア的な知識も満載で、読み物としても面白い。

ところどころ日本語が固いのはご愛敬。

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