2010-06

book

小野剛, サッカースカウティングレポート 超一流の分析

サッカー観戦の助けになる情報は多く、一人のサッカーファンとしては楽しめた。また、日本代表コーチ時代のエピソードにも、読み物として面白いものがいくつか。しかし、スカウティング技術の専門書としては物足りない。本書中では、過去の少数の事例に対する感覚的な評論のみで、定量評価が全くない。
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畝山智香子, ほんとうの「食の安全」を考える ゼロリスクという幻想

著者は食品安全情報blogの中の人。現在は、国立医薬品食品衛生研究所の主任研究官でもある。一日許容摂取量や最大残留基準値といった基準値の決定方法からリスク分析までよくまとまっている良書。食の安全に興味がある人にはblogと合わせて間違いなくお勧めできる。
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岩瀬大輔, 生命保険のカラクリ

著者はライフネット生命の立ち上げに携わった方。後半の "生命保険の選び方" などはあまり新しい内容ではない。しかし、前半の生命保険業界の構造や収益構造の話は、ライフネット生命立ち上げの理由が透けて見えてくるようで面白い。
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久保大, 治安はほんとうに悪化しているのか

治安が悪化しているというのは近頃よく耳にするが本当のところはどうなのか、という本。公開情報である犯罪白書を少し注意して読むだけで、様々なカラクリが見えてくる。リテラシ本としても上々。
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ヤマザキマリ, テルマエ・ロマエ I

売れ筋のマンガを読むのはミーハーな様で悔しいのだが、これが憎たらしいくらい面白い。日本の風呂・トイレ文化を外の視点から眺めると、そのガラパゴス的な進化がよく見える。
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唐木英明(著・監), 暮らしのなかの死に至る毒物・毒虫60

身の回りには思った以上に危険な毒が溢れている。毒科学や中毒学の専門家をそろえた著者陣だけあり、ただ危険を煽るだけの内容ではなく、リスクの高い毒に対する対処方法までがきちんと押さえられている。純粋に雑学的読み物としても悪くない。