エリック・ライス(著), 浅野紀予(訳), ほんとに使える「ユーザビリティ」 より良いデザインへのシンプルなアプローチ

ユーザビリティの教科書。あまり系統立った本ではないが、細かなtipsの質は高い。また随所に出てくるバッドデザインの事例はやはり眺めているだけでも楽しい。

ボゴ・バトベックの3段階式ユーザビリティプランは、ユーザビリティ以外にも適用できる気がする。例えばセキュリティなど。

FUD (Fear, Uncertainty, Doubt) を減らせるならどんなことでもユーザビリティの改善につながる。

画面上のエルゴノミクスデザインではフィッツの法則を意識する必要がある。小さいボタンはそれだけでユーザビリティを低下させる。

少し前のWebのユーザビリティ研究でabove/below the foldを扱ったものがあったが、最近の研究では多くのユーザがスクロールしているらしい。

ほぼ誰でも認識できるアイコンは、拡大鏡 (検索)、家 (ホーム)、封筒 (問い合わせ/メール)、プリンタ (印刷) の4つ程度。アイコンはコミュニケーションツールとしてはかなり頼りない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました