個別の商品選びよりも、どのタイプの金融商品に資産を配分するかの方が遙かに重要という趣旨には強く同意。
金融商品の解説は、株、債券、投資信託(ETF)、不動産(REIT)、外為と、一通り押さえられている。それぞれの解説も中立を意識しているようで、例えばインデックス投資とアクティブ投資の双方を並列に扱っており、優劣については明示的には述べていない。
また、プランニングの例が10万円コースからのせられているのも、これから資産運用を考えようという人には親切 (実際には10万円では効率的な運用は難しいが) 。ただし、著者はマネックスの中の人のため、挙げられている商品例には少々偏りがある。その分は適当なものに読み替える必要がある。
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