life

book

森博嗣, お金の減らし方

著者らしいひねくれたタイトルだが、"お金の使い方" と考えると腑に落ちる。お金の使い方というのは案外に難しいもので、著者も、 僕から見ると、大勢の方は、自分のためにお金を使っていない。誰か人に見せるために使っているのである。 と指摘する。この指摘は重要で、写真を撮って人に見せることができないとしたらそれを買うかと考えることが、自分にとって価値のあるものに自分のお金を使っているかを考え直すきっかけとなる。逆に本当にどうしてもやりたいことがある人はお金も時間...
comic

吉本浩二, 定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ (1)

一部ではディストピア漫画などと呼ばれているようだが、読んでみるとその意味がよく分かる。著者自身はおそらくこづかい制の悲哀をユーモアたっぷりに描いている以上の意図はないのだろうが、定額で増える未来が見えないこづかい、即物的な快楽に偏った消費、異常にポジティブな登場人物たち、といった要素が重なるとやはりディストピアという言葉が浮かんでしまう。
product

Nike Training Club

iOS版のNike Training Clubを始めた。 第一印象は、「これで無料でいいの?」というもの。多少の個人情報や運動データと引き換えではあるが、質の高いトレーニングメニューが得られる。 時間制のメニューが多く (一部に回数制のものもある) 所要時間が明確なので、隙間時間に取り組みやすい用具不要のトレーニングが多いのも嬉しい。ただし、ヨガマットくらいはあった方が良い今どきのgamificationももちろん完備動画で動きがわかりやすいのも嬉しい。しかも日...
book

ニック・ポータヴィー(著), 阿部直子(訳), 幸福の計算式 結婚初年度の「幸福」の値段は2500万円!?

幸福経済学の啓蒙書。心理学、精神医学 (精神神経免疫学) などの研究成果を根拠とした主観的な幸福度に関する研究の紹介が中心。 個人の消費活動が隣人と張り合う気持ちに左右されるというジェームズ・デューゼンベリーの相対所得仮説は、ミルトン・フリードマンの恒常所得仮説と相容れないこともあり、主流派経済学からは軽視されていた。しかしながら、金持ちはたいてい貧乏人よりも貯蓄率が高いのにすべての国民が豊かになっても平均貯蓄率が上がらないという現象をうまく説明できるのは相対...
book

目黒公郎(監修), 遠藤宏之(著), 首都大地震 揺れやすさマップ

永く住む場所を決める際には、やはりその耐震性を調べなければならない。 本書は現在の地図と1919年の基盤地図を並べて眺めることで、その土地の生い立ちを知ることができる。一見地盤良好なエリアでも、谷を埋めた盛土地や埋立地が分布しているので油断ならない。 23区の他、都下、神奈川、埼玉、千葉の主要なベッドタウンが網羅されており申し分ない。特に東京中心部は関東大震災時の震度も併記されているのが便利。
hack

ついに紙のスケジュール帳を廃止する

「超」整理手帳 1990年代後半頃から20年以上に渡って「超」整理手帳でスケジュールを管理してきたが、ついにデジタル化することにした。 あくまでもデジタル管理のスケジュール帳を正本としただけで、将来の予定を紙の上で考えることはあるし、リングノートも持ち歩き続ける。それでも、紙のスケジュール帳を主役の座からは降ろすことにした。 スケジュール管理の破綻 最も大きな理由は、複数の手帳の同期を手動でとる方法が破綻しつつあることだ。今まではなんと以下の4つのス...
book

後藤一仁, 新版 東京で家を買うなら

の改訂版。 家を買う際には、自分や家族が快適に過ごせることに加えて、将来の売却や安全性を考慮することを勧めている。さらに賃貸しやすい物件であれば、いざというときのオプションが増える。付属の売却時に価格が下がる可能性がある条件のチェックリストも網羅性が高く有用。 購入エリアの選び方も参考になる。東京の不動産価格は西高東低・南高北低だが、賃料はオフィス街や官公庁街を中心とした同心円状のため、価格と賃料のギャップが生じる。これを考えると、どのエリアでは購入する...
book

坂口一真, 1億円貯まったので、会社を辞めました。

日常の節約の小技が中心で、おそらく1億円を貯めるために必要であったであろう収入を伸ばす方法や資産運用の方法は記載がない。また、会社を辞めた理由もぼんやりとした説明のみで、その後の生活スタイルが今ひとつ見えてこない。
book

逢阪まさよし+DEEP案内編集部, 「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街

東京DEEP案内の書籍版。もともと毒の強いサイトではあるが、さらに "住みたくない街" というキーワードで絞り込んだ内容となっている。 巻頭の "住みたくない街" の見分け方は実践的な内容。駅前にあるものや駅周辺を歩いて得られる情報が、危険なサインを出していることも多い。 首都圏の主要な街をほぼ網羅しているので、自分の住んでいる街や住んだことがある街の記事を眺めるのも一興。巻末の索引が充実しているのも嬉しい。
book

ひさしApp, バカ売れアプリ生活 自作ゲーの集客とマネタイズぜんぶ教えます!

どうぶつスクールシミュレーターなどで有名なひさしAppによるアプリ開発指南本。 アプリ開発の収入で生活することを前提に、徹底して収益化することにこだわった実践的な内容。細かなUIの改善ポイントからマネタイズの方法まで、包み隠さずに公開してくれているのは好感が持てる。また、アプリ開発につきものの爆死への対応方法 (爆死自体はまったく問題ない!) も参考になる。
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