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藤木TDC×和泉晴紀, 辺境酒場ぶらり飲み

孤独のグルメのヒットを受けてというわけではないだろうが、和泉晴紀も食マンガを描いていた。久住昌之とのコンビとはまたひと味違った雰囲気。繁華街からは少し外れた "辺境" をテーマにしており、お店のチョイスも所々に挟まれる小ネタも渋い。このあたりは藤木TDCのセンスか。
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天原, 33歳独身女騎士隊長。

お下劣な内容でありながらどこか古き良き(T)RPG風味もあり、バカファンタジーのようでもありながら細かな設定が意外にきっちり詰められていたり、著者のセンスというかバランス感覚の良さが感じられる。こういう人を天才というのだろう。
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安田峰俊, さいはての中国

現代中国の暗部に迫ったルポタージュ。 ネトゲ廃人、習近平の聖地、内モンゴル自治区のゴーストタウンなど、華やかな報道では決して扱われない "さいはて" に踏み込んだ力作。これらの影から目をそらしていては、中国の実態には決して迫れない。
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Anthony Bourdain(Author), Joel Rose(Author), Langdon Foss(Illustrator), Jose Villarrubia(Illustrator), GET JIRO!

ディストピア化した世界で寿司を握り包丁を振り回すJIROを描いた怪作。 その舞台設定はさておき、ストーリーラインは意外にしっかりしており、アートの質も高い。偏見を持たずに読むべき。
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白正男(作), 山戸大輔(画), テコンダー朴 (3)

3巻になってもその勢いはまったく衰えず、むしろ悪ノリが増している。それだけネタ元が豊富ということだと思う。
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小林銅蟲, 寿司 虚空編

一言でいうと奇書・珍書の類なのだが、これがベラボウに面白い。 ふぃっしゅ数に代表される巨大数というマニアックなテーマを素人置いてけぼりなハイペースで駆け抜ける。なぜこれをマンガにしようと思ったのか、なぜ寿司なのか、疑問は尽きないが、数学が大好物ならば絶対に読んで損なし。
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中田力, 日本古代史を科学する

魏志倭人伝だけを拠り所とした邪馬台国本。タイトルにもなっている "科学" とは、初期条件 (ここでは魏志倭人伝) を定めて、線形物理学的に推論を重ねていくという意味らしい。 奴国の名前を堂々と無視する力技に一瞬期待してしまったが、出てくる結論は日向灘とトンデモ本としてはおとなし目。それ以上に、既存の考古学界に威勢よく噛みつき続けているところが見どころ。
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天野譲二(著), GAMEgene編集部(編), 幻の未発売ゲームを追え! 今明かされる発売中止の謎

表題そのままの企画本。 企画は良いのだが、全体的に作りが浅め。未発売ゲームと言われて思いつく作品がほとんど取り上げられていない。守秘義務などの事情でインタビューできる相手が限られるのも分かるが、この企画の根幹となる部分だけにもう少し手を尽くして欲しかった。
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ダニエル・スミス(著), 小野智子+片山美佳子(訳), 絶対に行けない世界の非公開区域99 ガザの地下トンネルから女王の寝室まで

さまざまな理由で立ち入りができない場所を集めたネタ本。著者がイギリス人ということもあり、ややイギリスやヨーロッパの比率が高めか。 セキュリティや国防上の理由、紛争地域、宗教がらみ、所在地不明など理由は様々だが、どれも興味をそそられるものばかり。さすがに著者も立ち入りの調査はしていないようだが、関係する写真も多く、眺めているだけでも楽しい。
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押切蓮介, ハイスコアガール (8)

ついに山場の女の闘い。この本当にいいシーンで、マニアックな格ゲーの攻防を手を抜かずに打ち込んでくるのはこのマンガの真骨頂と言えると思う。
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