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田尻賢誉, 機動破壊 健大高崎 勝つための走塁・盗塁93の秘策

そもそも現代のセイバーメトリクスでは盗塁は高いリスクの割に見返りの少ない行為とされ、走塁全般が軽視されている。そんな走塁にスポットを当てた戦術書。 健大高崎の葛原コーチらへの取材をベースにしていることもあり、技術よりは心理面が中心。教育者としての視点も強く感じる。自分のようにセイバーメトリクスの数字遊びに勤しんでいる人間には少々物足りないが、選手の教育に携わっている方には助けになるものと思う。
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トラヴィス・ソーチック(著), 桑田健(訳), ビッグデータ・ベースボール 20年連続負け越し球団ピッツバーグ・パイレーツを甦らせた数学の魔法

オークランド・アスレチックスのマネー・ボールの後に台頭してきたピッツバーグ・パイレーツのセイバーメトリクスを紹介するドキュメンタリ。 今ではメジャーリーグの新たな常識となりつつあるPITCHf/xによる捕手のピッチフレーミングの分析、ビッグデータを活かした極端な守備シフト、先発4人制のローテーション、スタットキャストによる守備の数値化、投手の怪我を減らすよりスマートな球数制限などが生み出されるまでが明らかになる。
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元永知宏, 殴られて野球はうまくなる!?

野球界、特に高校野球を中心に蔓延している暴力に踏み込んだドキュメンタリ。その暴力の功罪を様々な側面から描いている良書。 まずは強豪野球部で日常的に暴力が振るわれている実態を著者自身の体験と経験者へのインタビューから暴き出す。特に能力のある新入生が真っ先に狙われる実態など、暴力を振るう側にそうさせるインセンティブがある構造も見えてくる。 一方で少ないながらも肯定的な意見も取り上げられている。私は肯首できないが、愛のある暴力は暴力ではないと本気で信じている人...
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里崎智也, エリートの倒し方 天才じゃなくても世界一になれた僕の思考術50

里崎によるビジネス戦略本。現役時代から、営業系のビジネスマン的な思考で動いていたことがよく分かる。多分に精神論的ではあるが、自己啓発本としてみれば良い出来。ファンならもちろん買い。
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渡辺保裕, 球場三食 (1)

最近ブームの食マンガの一つと思い期待せずに読み始めたが、これがなかなか。 著者の野球愛、球場愛がこれでもかと伝わってきて、単にブームに乗っただけのマンガではないことがよく分かる。マンガのテンポも良い。
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データスタジアム株式会社(データ提供・監修), 高校球児に伝えたい! プロだけが知っているデータで試合に勝つ法

データスタジアムお得意のデータ分析本。 プロ野球のデータをそのまま高校野球に適用できるかというそもそもの疑問はあるが、そこさえ目をつむってプロ野球のセイバー本とみれば良書と言える。インフォグラフィックス風の図版も良い。
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小宮山悟, 日本人投手がメジャーで故障する理由

よく言われる日本人投手の投げすぎの他、ローテーションの違い、フォームに対する考え方の違いなどを中心に、日本人投手の故障する原因を論じる。定量評価がない点はセイバーメトリクス本が溢れている現代では物足りなさを感じるが、アメリカの中4日ローテーションの背景にあるお金の問題など元メジャーリーガーならではの視点は示唆に富む。 文章や構成はやや難あり。編集はもう少し仕事をして欲しい。
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中沢啓治, 中沢啓治著作集 (1) 広島カープ誕生物語

広島カープ優勝記念で購入。 合間に挟まれる球団創設初期のドン引き実話エピソードの数々が実に良い。
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高橋源一郎, 優雅で感傷的な日本野球

野球のタグをつけるか迷ったシュール小説。 評価が分かれそうな作品だが、理解できなくとも文章を楽しめればそれで良いという気もする。
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竜崎遼児, どぐされ球団

懐かしの作品がKindleで復刻されていたのでまとめ買い。全11巻のセットで121円。 代打専業の主人公やアウトロー選手の集まった球団など、今読み返してみると水島新司の影響を強く感じる (本作の前にあぶさんや野球狂の詩が開始している) 。それでもただの二番煎じになっていないのは見事で、今でも鑑賞に耐える作品。
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