book平澤元気, 絶対にラスを引かない麻雀 ラス回避35の技術 ラスの押し付け合いである天鳳に特化した本かと思って読み始めたが、もう少し基礎のベタオリや押し引きなどもきちんと押さえられており、万人にお勧めできる内容だった。統計的な裏付けは少なめだが、説明は論理的で納得感がある。 内容とは関係ないが、見開き前提の構成のためKindle版で1ページづつ読んでいると図版と行ったり来たりすることになるので非常に読みにくい。2021-07-06book
bookオワタ, 天鳳位直伝! 三人麻雀の極意 初代三麻天鳳位による、ちょっと珍しい三人麻雀の戦術本。 あまり細かい数字やエビデンスに頼るタイプではなく、感覚的な話が中心。ハウスルールが多いサンマだけに仕方がないが、天鳳ルール (抜きドラあり、ツモ損、段位ポイント) 依存の部分が多いのにも注意。 巻中に天鳳管理者の角田真吾との対談も収録されているが、あまり表に出てくる人ではないので珍しい。2021-06-22book
book朝倉康心, 麻雀の失敗学 ミスから生まれた必勝戦術 麻雀に限らず、トッププロが自らの失敗を振り返る本は貴重。 単純な手順ミスはさすがに少ないが、基準に沿った押し引きなどの人間が不得意な分野はやはりトッププロでもミスをするもの。聴牌料の押し引き基準など、参考になる資料も多い。2021-02-06book
bookお知らせ, 世界最強麻雀AI Suphxの衝撃 天鳳10段を達成したSuphxの解説書。外部のプレイヤー (第14代四麻天鳳位) による牌譜の解説のみで、開発者の手による解説はなし。 Suphxの打ち筋で特徴的なのは、将来の押し引きを想定した手牌のスリム化。浮き牌の安全度を常に意識した見切りや早めの生牌字牌の処理などは、今後の打ち筋の標準になっていく可能性が高いと感じる。2020-10-01book
book鈴木優, 1秒で見抜くヤバい麻雀心理術 最近はネット麻雀出身者によるデジタル寄りの麻雀戦術本の出版が盛んだが、それとは一線を画したリアル麻雀の戦術書。視線や表情などの仕草、打牌のリズムなどの情報に特化した本は唯一無二と言って良い。2020-09-05book
bookG・ウザク(著), 福地誠(編), 麻雀 定石「何切る」301選 麻雀 傑作「何切る」300選の続編で、構成は同じだが問題はもう少し基礎寄り。 類題が3題ずつ出題される形式が教科書にうってつけで、どういった手牌の違いが打牌に影響してくるのかを自然に学べる。 合間に挿入されるコラム "アバウト何切る理論" も実践的で、1シャンテンピーク理論、5ブロック理論、2ヘッド理論あたりをきちんと押さえられれば初心者を卒業できる。2020-06-27book
bookH坂, 竹書房で一番麻雀が強い男が明かすセット麻雀必勝法 最近の麻雀本はガチ戦術本ばかりなので、こういった柔らかめのタイトルをみるとホッとする。 行きつけの雀荘のガン牌の写真を撮って記憶する、相手の傷キズを記録する、強い人は誘わない、など、セコいと言えばセコいが実践的なテクニックが盛りだくさん。2019-09-22book
book福地誠, これだけで勝てる! 麻雀の基本形80 「牌効率」入門ドリルの少し前に出版された入門書。内容的に重複する部分も多いが、良問が多く解説も納得がいくもの。麻雀初心者の一冊目として間違いなくおすすめできる。2018-01-14book
bookおおつぼマキ, プラム! あのマイナー麻雀マンガが未来の麻雀レーベルでプラム!が復刊されていたので購入。ISBNを取っていない同人誌のため、boothで購入。単行本化がぞんざいな竹書房に頼らないこういう流れができたのは非常に嬉しい。 おおつぼマキを "まんツボ" の人としか思っていない人にはぜひ読んで欲しい。近代麻雀は突然こういった作品が載ってしまうところが侮れない。2017-01-13book
bookG・ウザク(著), 福地誠(編), 麻雀 傑作「何切る」300選 従来の何切る本の様にパズルとして楽しむのではなく、手順を学ぶための教科書的な本。 定番教科書を目指すのならば、萌えキャラは無理に入れなくても良かったのではないかとは思う。問題の質は文句なし。2016-11-27book