小島健一, 栗原亨, 小林哲朗, 津村匠, ニッポン地下観光ガイド
ここでの “地下” はアングラな意味ではなく物理的な意味での地下。
実際に訪れることができる施設が中心で、意外に関東近郊のものも多い。各施設の写真も美麗で、異世界感がある。
前野ウルド浩太郎, バッタを倒しにアフリカへ
あのバッタ博士のアフリカ (モーリタニア) 渡航記。著者の溢れ出るバッタ愛と文章力で一気に読んでしまう。純粋な研究録としても、自然科学分野のポスドクの実態の生々しい記録としても、異文化交流記としても、単純な読み物としても、非常に面白い。
押切蓮介, ミスミソウ 完全版 (上)(下)
ジャンルとしてはホラーになるのだろうが、ただひたすら胸糞悪い話が続く。ハイスコアガールから読み始めてたどり着いた人はご注意を。
風見明, 相撲、国技となる
表題の “国技” の部分が曖昧なままなのが残念。相撲が “国技” と呼ばれるような地位を得るまでの過程や “国技館” の命名に至るエピソードはつぶさに述べられているのだが、肝心の “国技” の定義をしないままなのでモヤモヤしたまま終わってしまった。
こうした細かい点を気にせずに、相撲が滅亡の危機から現在の “国技の地位” を得るまでの歴史読み物と割り切って読んだほうが楽しめるかもしれない。