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津島隆太, セックス依存症になりました。決定版

<決定版>との表記があるのは、元となったWeb連載版を大幅に編集したため。しかしこの編集があまり良くなく、さらりとし過ぎた仕上がりになってしまっている。これから読む方は、なんとかしてWeb版を読むことをおすすめする。
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クリスティー・シェン(著), ブライス・リャン(著), 岩本正明(訳), FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド

いわゆるFIREムーブメントを推奨する本で、明確にFIREを打ち出した本の中では最も売れている本だろう。 かなりの部分が自伝的な内容。中国の貧しい地域出身でカナダへ移民した家族という出自もあり、徹底してお金のリアルを追求している。専攻を選択する際に得られる超過給与と学費の比率であるPay-over-Tuition (POT) スコアを重視するなど、自らの情熱よりも期待できる収入に従う姿勢はその最たるものだろう (POTスコアに優れたコンピュータ・エンジニアリングの学位を取るた...
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目黒冬弥, メガバンク銀行員ぐだぐだ日記 このたびの件、深くお詫び申しあげます

M銀行のシステム側のグダグダは散々語られ尽くした感があるが、現場でお客さんと接していた行員たちの手記はまた新鮮。銀行の常識は世間の非常識とはよく言ったもので、旧態依然としたメガバンクの実態を見るとなかなかに気が滅入ってくる。それでもそんな銀行の仕打ちにも耐えながら立派に務め続けている著者の前向きな姿勢には頭が下がる。こうした暴露本の著者には珍しいタイプだと思う。
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小島武夫, ろくでなし 伝説のミスター麻雀、酒と女とカネの無頼75年

小島武夫の著作は多いが、自伝的な作品はおそらくこれが最初で最後。 ミスター麻雀の異名は伊達ではなく、初期の麻雀業界の内幕を知るための貴重な記録となっている。交友関係も多彩な方だったので、当時の芸能人や文化人の麻雀事情がわかるのも興味深い。桜井章一への厳しい評価は噂となっていた確執を想像させるのに十分。
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板垣恵介, 自伝板垣恵介自衛隊秘録 我が青春の習志野第一空挺団

ネットで断片的に貼られるもなぜか単行本に収録されていなかった幻の作品が、なぜかこのタイミングで突然の単行本化。特に初期作品の方は、刃牙の原点が著者の自衛隊時代にあるというのをひしひしと感じさせてくれる。
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板垣巴留, パルノグラフィティ

板垣巴留の自伝的エッセイ。板垣恵介の娘であることを公にした後の連載なので当然ながら父も登場しているが、その亭主関白っぷりと家族からの愛されっぷりが見られたのが一番うれしい。
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四角大輔, 人生やらなくていいリスト

自身の成功体験が根拠の自己啓発本。 基本的に現状肯定型なので、自信をなくした人が読むのには良いかと思う。
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二宮敦人(原作), 土岐蔦子(漫画), 最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常 (1) (2) (3)

Kindle Unlimitedで3巻まで一気読み。藝大は理工系とはまた違った意味での天才や変人が多く、見ているだけで楽しい。好きを極めてしまった人が多いのは予想通りだったが、特に好きでもないにもかかわらず藝大に入ってしまう人がいるのが驚きではある。
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堀江貴文(原作), 西アズナブル (漫画), 刑務所いたけど何か質問ある? マンガ『刑務所なう。& わず。』完全版

とのマンガ部分を切り出して再編集したもの。収監までの過程はなく、刑務所内での日常生活が中心。どこまでが事実でどこからが脚色かわからないが、また刑務所という環境に染まっていたこともあるのかもしれないが、本書を見る限りは堀江貴文は意外にマジメな人なのだと感じる。
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宮下洋一, 安楽死を遂げるまで

スイス、オランダ、ベルギー、米国、スペインといった欧米の安楽死先進国を巡るルポタージュ。スイスの自殺幇助団体「ライフサークル」の代表であるエリカ・プライシックらへの取材を中心に構成されている。最終章では、いわゆる東海大学安楽死事件の関係者へのインタビューを通じて、日本の安楽死のあり方にも踏み込む。 もちろん、安楽死を容認している国々でも無制限に安楽死 (自殺幇助) が許されているわけではなく、国ごとに多少の差はあるものの、概ね以下のような条件を満たしている必要がある。すなわち...