humor

book

鷲田小彌太, 大学教授になる方法

ユーモアあふれる文体からネタ本かと思いきや、意外に実用的な内容。 書かれたのはバブル末期の1991年、もちろん国立大学改革など議論にも上っておらずポスドク問題も顕在化していない頃なので、まだ大学教授がおおらかな職業であった時代を感じる。また事例が人文系に偏っており、理工系は事情が異なるようにも思う。 それでも大学教授という職業をモラトリアムという視点から見つめるというのは新鮮であり、今でもそれを志向する人は読む価値がある。大学教授の給与などが包み隠さず書...
comic

吉本浩二, 定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ (2)

ついにあのステーション・バー村田が登場。ネットではこの怪人のインパクトばかりが喧伝されているが、こづかい0円男や書斎を失い車で過ごす夫など他の登場人物もなかなか。1巻からの異常なポジティブさも健在
comic

天原, 33歳独身女騎士隊長。 (2)

33歳独身女騎士隊長。にまさかの続編。3年ぶりの単行本だがこのくらいのペースで細々と続いていくのが良いと感じる。
book

公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟(監修), ボディビルのかけ声辞典

ボディビルのネタ本。企画も写真も良いのだが、いかんせんボリューム不足。"辞典" を名乗るのならば、それなりの量が欲しかった。
comic

施川ユウキ, 鬱ごはん (3)

安定のマイナス思考ながらも、少しづつ行動範囲を広げようともがいている姿が刺さってくる。
movie

ピザ!

インド映画 "ピザ!" をAmazon Prime Videoで鑑賞。歌も踊りもないタイプだが、代わりに現代インドの格差やスラムの様子を丁寧に描いている。貧乏でもたくましく誇り高く (ときにずる賢く) 生きる兄弟、度重なる苦労に疲れ果てている母、孫には甘い祖母 (ピザが食べたいとせがむ孫に見様見真似でピザ風ドーサを作ってくれる) といった要素が重なり合った脚本は見事。
comic

ぬら次郎, 猫パン日記 幸せを運ぶねこと厄よびパンダ (1) (2)

ぬら次郎の初単行本をまとめて2冊。Webマンガを単行本化したフルカラー本。 よくある日常系日記ギャグマンガだが、溢れる猫愛と過剰な勢いが良い。
book

川上和人, 鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。

鳥類学者 無謀にも恐竜を語るに続いてもう一冊。こちらはもう少しエッセイ寄りだが、相変わらず軽快な文章で読ませてくれる。なかなか知ることができない絶海の無人島の調査の実態は実に興味深い。自身の英語力のなさをネタにする正直さも好感が持てる。
comic

吉本浩二, 定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ (1)

一部ではディストピア漫画などと呼ばれているようだが、読んでみるとその意味がよく分かる。著者自身はおそらくこづかい制の悲哀をユーモアたっぷりに描いている以上の意図はないのだろうが、定額で増える未来が見えないこづかい、即物的な快楽に偏った消費、異常にポジティブな登場人物たち、といった要素が重なるとやはりディストピアという言葉が浮かんでしまう。
comic

鈴木小波, 魔女の箱庭と魔女の蟲籠 鈴木小波短編集

ホクサイと飯が良かったのでこちらも。作風は大きく異なり、ややわかりにくいお話や不条理なお話も多く、実験的な短編と感じるものもある。
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