humor

book

浅田次郎, ハッピー・リタイアメント

天下りをテーマにした娯楽小説。天下り官僚の生態をユーモアたっぷりに描くところはさすが。堅物の自衛官との対比も良い。オチも秀逸。
comic

服部昇大, 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん (7)

表紙はまさかの池ちゃん。男性キャラでは部長以来の大抜擢となるが、一時ネットを騒然とさせただけあって妥当な人選だろう。描き下ろしも池ちゃんで、まさに池ちゃんのための巻と言える。
book

川崎悟司, カメの甲羅はあばら骨 人体で表す動物図鑑

著者は古世界の住人で有名な川崎悟司。人間の体の各部を様々な生き物に当てはめてイラスト化したもの。写実的でキモかわいいイラストがいい味を出している。
comic

施川ユウキ, 鬱ごはん (4)

相変わらず鬱々とした展開だが読み続けてしまう魅力がある。クーポンメールによるタダメシ、コロナ禍でのフードデリバリーのバイトなど、プロレタリア文学のような趣すらある。
comic

大石 浩二, トマトイプーのリコピン (5)

一時期は単行本の刊行が止まっており色々と危ぶまれたが、再び安定してきたようで嬉しい。 今回は三途川渉先生のインタビューや肛門のデーモンも完全収録。わかってらっしゃる。
book

サンキュータツオ, 学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方

今どきは国語辞典といってもオンラインのものを使うのがせいぜいという人も多いと思うが、この本は様々な国語辞典の個性や魅力に目覚めさせてくれる。一口に国語辞典と言ってもそれぞれ個性があり、特に後発のものはきちんと差別化を図って作り込まれているのがよく分かる。この手の本での定番とも言える擬人化もあり。
comic

川尻 こだま, あたしゃ川尻こだまだよ (1)

川尻こだまのマンガがついに単行本化。投稿をまとめただけのKindle本もあるが、こちらは一応描き直しと描き下ろしもあり。装丁も無駄に豪華。 川尻こだまには第二の西原理恵子の呼び声もあるが、そこまで攻めた作風でもなく、その乱れた食生活を中心とした日常系が中心。
comic

服部昇大, 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん (6)

今回は江波先生によるエヴァ回が中心。描き下ろしも江波先生による庵野話。もちろんこのマンガが新劇場版のベタ褒めだけで終わるはずもなく、旧劇時代からの率直な感想が語られるので、リアルタイムで追いかけてきた世代の人間ならきっと共感できる。
comic

吉本浩二, 定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ (3)

さすがにステーション・バー村田のような大物はそうそう出てこないが、今巻も甘味の成瀬、ダイソー岩倉など粒ぞろい。彼らの決めゴマの恍惚の表情、特にその眼力は吉本先生にしか描けないものだと想う。
book

パオロ・マッツァリーノ, 歴史の「普通」ってなんですか?

今回は "庶民文化の伝統" がテーマとのことだが、例によって脱線ばかりで楽しい。 "伝統" というと大仰に感じるが、著者によるとちょっと長めの流行のことにすぎない。そもそも "伝統" という単語自体がtraditionの訳語として明治時代に作られた言葉であり、日本人が "伝統" という西洋由来の概念を意識し始めてから高々100年程度しか経っていない。こうした視点に立つと、日本の伝統というものの多くが共同幻想にすぎないことに気がつく。
タイトルとURLをコピーしました