food

product

シャープ 過熱水蒸気 オーブンレンジ 31L コンベクション 2段調理 ホワイト RE-SS10-XW

使用中のオーブンレンジが不調のため買い替え。amazonの初売りセールで36,480円。30Lクラスでオーブンがついて余計な機能があまりつかないものを選ぶとこのあたりになる。カタログには載っていない、いわゆる通販専用モデルだが、基本的な性能は申し分ない。UIも比較的まともで、大きく目立つ "あたためスタート" ボタンで普通のあたためはよろしくやってくれる。我が家の使い方では、9割はこのボタンだけで完結する。温度センサも今まで使っていた機種よりも精度が良く、適温にあたためてくれ...
product

ティファール マルチポット 片手鍋 16cm 2.6L

20年選手の片手鍋がさすがに限界のため買い替え。他社製品よりやや割高ではあるが、やはり細かなところまで作り込まれていると感じる。冷蔵庫で邪魔にならないバタフライガラス蓋、しっかりしたコーティング、握りやすいハンドルなど、数値に表れない部分に手を抜いていない。
product

無印良品 シリコーン調理スプーン

買って良かった調理器具。一言でいうと、すべてがちょうど良い。平べったい形状で、お玉では崩れてしまうような食材を調理してよそうのに具合が良い。フライ返しと違って多少はくぼみがあるのでソースも一緒に扱える。シリコン製のため、ナイロン製と違ってカレーやシチューなどを拭い取れるのも嬉しい。サイズもちょうど良く、何をするにも便利。
book

前田亜紀, カレーライスを一から作る 関野吉晴ゼミ

表題通り、カレーライスを自分たちの手で一から作ろうという試み。武蔵野美術大学の関野吉晴ゼミでの1年間の取り組みをまとめたもの。企画としては単純に面白いのだが、大学で実施する目的もルール設定の意図も最後まではっきりしない。一応のルール設定として、1年間の学期の範囲内で、自然の中から採取するか一から育てるかして、カレーライスの材料をすべて揃える、という方針が示され、このあたりまではまだ納得感がある。しかしながら、育てる場合はなるべく "自然" に近い形で化学肥料や農薬は使わないと...
comic

施川ユウキ, 鬱ごはん (4)

相変わらず鬱々とした展開だが読み続けてしまう魅力がある。クーポンメールによるタダメシ、コロナ禍でのフードデリバリーのバイトなど、プロレタリア文学のような趣すらある。
comic

九井諒子, ダンジョン飯 (11)

今回は料理ネタは少なめだが、ライオスの食へのこだわりが問題を解決していく構成はお見事。だいぶ人間関係が複雑になってきたので新刊が出るたびに既刊を読み返さなければ苦しくなってきた。
comic

泉昌之, 食の軍師 (8)

ついに完結。とはいえもともと一話完結で明確な最終回があるわけではない。今回は昼食編だが、前巻の朝食編と特にフォーマットが変わるわけではなく完全にマンネリだが、頭を使わずに読むのには丁度良い。
book

泉昌之(監修), 『食の軍師』戦場グルメガイド

食の軍師シリーズのファンブック。作品に登場したお店12店をカラー記事で紹介。巻末にはトレンチコートの男、本郷が初登場した『夜行』も収録。今読み返してみると、この頃には現在のスタイルが完全に確立されていた。
comic

九井諒子, ダンジョン飯 (10)

狂乱の魔術師のストーリーも佳境に入りシリアスな局面が増えてきたが、そんな中でもボーパルバニー編でしっかりとユーモアと料理を入れてくるバランスには天才的なものを感じる。
book

土井善晴, ふだんの料理がおいしくなる理由 「きれい」な味作りのレッスン

一見よくあるレシピ本だが、「きれい」な料理がおいしいという思想が根底に流れているのがミソ。多分に精神論的ではあるが、「きれい」なお料理というのは、「食べ頃」をとらえたお料理でもあります。カラリと揚がったきれいなキツネ色のあじフライをおいしそうに感じるのは、それが「食べ頃」を示しているから。目玉焼きの白身のまわりのチリチリも、食べておいしいと感じる火の通り方になっている合図だし、じっくり煮た大根のべっこう色も、味がそこまでしみているというしるし。自分の目で見て「きれいだな」と思...