food

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トム・スタンデージ(著), 新井崇嗣(訳), 世界を変えた6つの飲み物 ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、紅茶、コーラが語るもうひとつの歴史

"世界を変えた" という視点で見ると、この6つの飲み物でまず異論ないだろう。水が入るべきではと思われるかもしれないが、こちらは巻末に第7の飲み物として取り上げられている。世界を変えた飲み物の多くは、水を安全に飲めない時代にその代わりの飲み物として生まれた側面を持つ。途上国の多くの人々が安全な水に用意にアクセス可能となったときには、正式に第7の飲み物として取り上げられるかもしれない。さて、6つの飲み物は生まれた時代も地域もバラバラだが、いずれも歴史の転換点を象徴する飲み物という...
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池部誠, 遥かなる野菜の起源を訪ねて イネ・ムギ・野菜 日本への道

著者は専門の農学者ではなくあくまでもライターではあるが、(多分に観光の要素を含みながらも) 世界を飛び回り本職顔負けのフィールドワークを敢行している。書籍中心ながらも、先行研究の調査も行き届いている。フィールドワークは現地で出たとこ勝負のところも見受けられるが、それも味がある。
book

内山昭一, 楽しい昆虫料理

前作と比較するとレシピ集に振った内容。いずれのレシピも写真入りで、なかなかにインパクトのある見た目のものも多い。奥本大三郎との対談も収録。
book

羊齧協会(編), 東京ラムストーリー 羊肉LOVERに捧げる東京&周辺 羊レストランガイド

羊料理専門店を集めたグルメガイド。東京の名の通り首都圏のみだが、かなりマニアックなお店もカバーしている。少々古い本で残念ながら続編は出ていないようだが、羊齧協会は現在も活動中なので、最新情報はこちらで。
book

齋藤繁, 院長が教える 一生登れる体をつくる食事術

登山に特化した部分は少なめで、一般的な栄養学がほとんど。後半のレシピ集は水増し感がある。
book

真崎庸, ご飯の炊き方を変えると人生が変わる

著者は新井薬師前の日本料理店 "柾" の店主。タイトル通りご飯の炊き方の本だが、さすがにそれだけでは分量は少なめで、後半の出汁やおかずの話を除くと小冊子に収まる程度。数多の料理本と異なり、属人性を極力廃して再現性を上げるための工夫がなされているのが工学的で良い。火力は強火と蛍火のみで、微妙なさじ加減となる中火や中強火は使わない。人間が判断しなければならないのは沸騰したか、泡立ちがおさまったかだけで、あとは時間で管理する。余計な工夫をせずに本書に従えば誰でも安定したご飯が炊ける...
diary

コペンハーゲン出張

久しぶりの海外出張。北欧を訪れるのは初めて。アジア系はさすがに少ない。直行便が少ないせいか少なくともコペンハーゲン周辺は現金なしでも問題なく過ごせる。タッチ決済対応のスマホがあれば完璧電車の切符もクレジットカードで買える。電車は改札がないが、無賃乗車が発覚すると多額の罰金を取られる欧州によくあるパターン英語だけで問題なく生活できる。看板やメニューはデンマーク語のみのものも多いが、大半が英語話者のためなんとかなる物価は高い。最近の物価高の日本と比較しても5割増から2倍の感覚都市...
comic

小林銅蟲, やせましょう 40歳漫画家が半年で15kg本気(マジ)ダイエットした記録

で大増量となった小林銅蟲がダイエットに挑む企画マンガ。本人登場のエッセイマンガの体裁なので、めしにしましょうよりはやや常識寄り。それでも、科学信仰がありながらも極端に走る著者のおかげで、それぞれのダイエット法の限界を知ることができる。
book

石川伸一, 料理と科学のおいしい出会い 分子調理が食の常識を変える

新しい料理を生み出す分子調理の啓蒙本。分子調理は化学だけではなく、物理学、生物学、工学、心理学など様々な科学分野を総動員した学際領域と言えるが、その概要を一冊で掴むことができる。凍結含浸法や高圧処理などの最新の調理技術への目配りも怠りない。
movie

劇映画 孤独のグルメ

予想以上に松重監督の作家性が強く出た作品だった。ドラマ版との差別化も狙ってか、だいぶファンタジーに寄せているドラマ版と大きく印象を変えているのは音楽の差も大きいエンディングロールに内田春菊の名前を見つけて「出てたっけ?」となる。よくよく思い出してみると、五島列島の魚屋のおばあさんか原作リスペクトのフランスは良いとして、韓国に寄せる必要があったのかはよくわからない。ユ・ジェミョンの演技は良かったが無理に恋愛要素を入れなかったのは正解