fukumoto

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畑村洋太郎, 直観でわかる数学

失敗学で有名な畑村先生の著作。数学を専門としない工学者目線には共感できる部分が多い。ただし、とりあえず書きやすい所から書いているという感があり、系統だった説明ではないのが残念。
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Bechtel International Centerの掲示板

たまに前を通るBechtel International Centerの掲示板にこんな張り紙が貼ってある。中国漁船衝突事件が発生した後に少し後に初めて発見したときは何も書き込みがされていなかったと記憶しているが、そのあと少しずつコメント (?) が加わってこんな姿に。ネットの掲示板とは違うのんびりしたペースで炎上していく様子は何だか新鮮に感じる。
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テキサス・ホールデム

教授宅で誕生日会も兼ねてパーティをやるというのでお邪魔してみたら食後はポーカー大会だった。いわゆるテキサス・ホールデムで、ガイドブックを読んだことがあるためルールと基本的な戦術はわかっているものの、実際にプレイするのは初めて。普段プレイしている麻雀と比べて、ゲームとして面白いかというと微妙ではある。しかし、ゲームそのものよりもベットラウンドを楽しむという意味では優れたゲームだと思う。
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San Francisco Giants vs. San Diego Padres @ AT&T Park

メジャーリーグ初観戦。米国に来て早々にレギュラーシーズンが終了してしまうので慌てて観に来た。日曜日の週末ホーム最終戦をと思ったが、Fan Appreciation Dayが企画されていることもありチケットが入手できなかったので、その前日の観戦。やはり天然芝の球場はいい。眺めているだけでも良い気分になれる日本と異なり、1階の外れの席よりも2階席の方が価格が高い。これは2階席がかなり張り出す作りとなっているのと、全体を見渡せるのが評価されているためだろうかスプラッシュ・ヒットで有...
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ルイス・アンドレ・バロッソ(著), ウルス・ヘルツル(著), 丸山不二夫(監修), 首藤一幸(監修), 浦本直彦(監修), 高嶋優子(訳), 徳弘太郎 (訳), Googleクラウドの核心 巨大データセンターの変貌と運用の経済学

の訳書。原題通りの内容で、いくら売り上げのためとはいえ、表題に "Google" や "クラウド" といった流行り言葉を無理矢理埋め込むのは感心できない。やや工学系論文のような堅さがあるが、内容はしっかりしている。これからのデータセンター、とくにWSC (Warehouse-Scale Computer) に興味のある人には必読だろう。
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いたずら

研究室で雑談をしていると、教授の誕生日だというので何かやろうということになった。もちろん普通のお祝いではなくていたずらの方。そうと決まれば行動が早いもので、前日夜の教授帰宅後に部屋を封鎖してみた。立ち入り禁止のテープはもちろん、Safety Officerのサイン入りの張り紙やHazardous wasteのステッカー (もちろん本物だ) まで即座に集まり、見事封鎖と相成った。あとは当日朝にカメラをスタンバイして待ち構えるだけ。普段は昼頃に来るような学生もなぜか8時過ぎには集...
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Josh Leventhal, Jessica MacMurray, Take Me Out to the Ballpark: An Illustrated Tour of Baseball Parks Past and Present

Bordersのセールで$9.99だったので即買い。米国内の球場紹介ガイドなのだが、写真中心の大型本で、どちらかというと眺めて楽しむタイプ。
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花里孝幸, ネッシーに学ぶ生態系

以前読んだ本が良かったので、他の著書も読んでみた。第1章でタイトルにあるとおり、生態学の専門家から見てネッシーの様な巨大生物がネス湖で長期にわたって生き続けられる可能性はあるのかを大真面目に検討している。このアプローチは既存の写真や目撃証言だけを巡ってああでもないこうでもないと議論しているのと一線を画しており、その手があったかと思わず唸ってしまった。後の章では生態系をテーマにした様々な話題が取り上げられる。全体を通して、(生物学者ではない) 一般の人々が思い込んでいる生態系と...
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爆笑問題, 日と米 爆笑問題の日本史原論

さらっと読めるのは良いのだけれど、本題と関係なさ過ぎるボケが多くちょっと辟易する。章間の関連書籍の紹介が地味に良いが、こちらはライターの田中聡の手に依るもの。
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マイケル・ルイス, ライアーズ・ポーカー

マネー・ボールのマイケル・ルイスのデビュー作。著者の実体験を元にした80年代のソロモンの内情暴露本で、決して投資の役に立つような本ではない。読み物としては上々。