comic 西原理恵子, パーマネント野ばら 読み漏らしていた作品がいつの間にか文庫になっていたので読んでみた。 叙情的な方のサイバラなのだけど、今回はちょっと不幸自慢が過ぎる感じであざとさを感じてしまう。とはいえ、所々にキラリと光る表現があるのはいつも通りなので、サイバラファンならばぜひ。 2009-08-08 comic
book アレックス・カー, 美しき日本の残像 祖谷や京都に住み、美術品を蒐集するヘンなガイジンの随筆集。 現代の日本について厳しい意見が飛ばされるが、これも日本の文化を愛しているからこそだろうと思われる。 2009-08-06 book
book 西成活裕, 渋滞学 車、人、蟻、インターネットなど、様々な対象を "渋滞" というキーワードで横断したもの。 待ち行列だけでは分からない世界がみられるのは興味深い。また、理論だけではなくASEP (Asymmetric Simple Exclusion Process) などを用いたモデル化にも触れられているので、この分野の研究の第一歩としてもおすすめできる。 2009-08-04 book
book 天野ミチヒロ, 放送禁止映像大全 放送禁止映像のカタログ的な本。 本数だけは収録されているが、どれも表面をなぞっただけで深みがない。文章も今ひとつで一読してわかりにくい箇所が散見される。 とはいえ、こういったカタログ的な本は少ないので貴重ではある。 2009-08-02 book
comic 葛西りいち, あしめし 漫画家のアシスタントの生活を描いたエッセイコミック。 漫画家生活を描いた作品はよく見るが、アシスタント生活は珍しい気がする。 テンション低めの自虐系マンガで少し好みが分かれそうではあるが、お好きならばぜひ。 2009-08-01 comic
book 櫻井寛, 今すぐ乗りたい!「世界名列車」の旅 海外の鉄道の紀行が45本。 欧州はもちろん、シベリア鉄道、中国、アフリカ、米国、南米、オーストラリアと、まさに世界中の鉄道が楽しめる。 このところの出張や旅行は飛行機と車ばかりのセカセカした旅程ばかりなので、そろそろこういったのんびりした鉄道の旅をしたいところ。 2009-07-29 book
book まつもとゆきひろ, まつもとゆきひろ コードの世界 スーパー・プログラマになる14の思考法 まつもとさんらしく話題の中心はRubyなのだけれど、もう少しメタな概念もきちんと説明されているので、他の環境で生活している人にも十分に得るものがあると思う。 雑誌連載のものをまとめた本でもあり、各章が短めで独立しているので、合間に少しずつ読めたのも嬉しいところ。 2009-07-27 book
book 杉岡幸徳, 世界奇食大全 大層な題名だが、内容はあまり学術的ではなく気軽に読める読み物。 昆虫食や土食などと名古屋マウンテンのいちごクリームスパが同列に語られるというのはある意味凄い。 2009-07-25 book
book 一条真也, ユダヤ教VSキリスト教VSイスラム教 「宗教衝突」の深層 同じ啓典宗教であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教の比較本。からの引用が少し多めか。 歴史や教義のあたりは説明も分かりやすく素人にもすらすら読めるが、最後の神秘主義に関する解説はさすがにちょっと説明不足に感じる。このあたりは元々かなり詳しい人間でないと何を言っているかがまったくわからないのではないだろうか。 2009-07-23 book
product プラティパッチ 愛用していたPlatypusのHoserが水漏れする様になってしまったので、修理を試みる。 純正品のプラティパッチという製品があるのだが、公式サイトの製品一覧からは消えており、通販サイトでも軒並み品切れとなっているので、おそらく製造中止になっているものと思われる。仕方がないので、近所のICI石井スポーツで流通在庫を手に入れる。6枚入りで840円。 2009-07-19 product