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comic

西原理恵子まとめ読み

最近追いかけていなかったりえぞお先生の本をまとめ読み。 この3冊はほとんどがギャグ作品だが、一つだけ例外。に収録の "うつくしいのはら" に不覚にも涙した。 ギャグ漫画の合間に、さりげなくこの作品を放り込める西原先生はやっぱりタダモノではない。
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USB2.0カードリーダ

1年ちょっと前からA5406CAを愛用しており、デジカメ代わりとしても活用している。 今まで、A5406CAからPCへの写真の転送は、充電器兼用のクレードルを使用してきた。しかし、このクレードルはPCからはストレージクラスとして見えるわけではなく専用ソフトのインストールが必要。また、ケーブルだけで接続する事ができず、必ずクレードルが必要。そのため、外で写真を大量に撮ってノートPCに吸い出すのに、非常に不便な思いをしていた。 そんなわけで、A5406CAのminiSDカードを直...
book

ドネラ・H・メドウズ, デニス・L・メドウズ, 地球のなおし方

装丁をみると軽めのエコ本のようだが、中身は硬派。 環境汚染、資源の枯渇といった環境問題をそれぞれ単独でみるのではなく、全体をシステムとして捉えている。個々の問題にとらわれすぎることなく全体として何をするべきかを考えているのは実に興味深い。 また、地球のモデル化とコンピュータシミュレーション (明記されていないが、おそらくJay ForresterのWorld Dynamicsのモデルによるものと思われる) を行っているのも興味深い。技術や市場の力だけでは破綻を回避することがで...
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岡崎良介, フリーランチ投資家になろう!

長期投資・分散投資を中心とした本で、日本株と外国債券の組み合わせを推奨している。最近増殖しているデイトレ本などよりは遙かにトンデモ度は低い。 ただし、後半に登場するデジタルチャートなどは少々眉唾。また、日本株のサイクルなどの話もいろいろとそれらしいことが書いてあるが (pp.153など) 、どうもランダムウォークな株価に対して理由を後付けしている感は否めない。 また、景気の判断指標として、中小企業景況感指数、鉱工業生産指数の在庫、鉱工業生産指数の耐久消費、の3点に着目するよう...
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ベスプレ’00用 2005年度データ

毎年恒例 (2004年度, 2003年度) の、The Best Play Baseball Worldの2005年度データがfixされた。 とりあえず数シーズンほどスキップモードで回した印象。相変わらずよくバランスがとれているが、パ・リーグがやや荒れやすい気がする。セ・リーグは概ね安定しているが。
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ThinkPad X30シリーズ 拡張Li-Ion バッテリー・パック

愛用しているThinkPad X31用の拡張Li-Ion バッテリー・パックを今更ながら入手した。既に利用している人には常識なことかと思うが、一応メモ。 標準バッテリーと拡張バッテリーの充電は同時には行われない。拡張バッテリーの充電は、標準バッテリーの充電が完全に終わってから。放電時は逆に拡張バッテリーが優先して使用される。後ろのチルトスタンドを立てないとマシンが安定せずにぐらつく。このチルトスタンドが意外と華奢な感じで、いつか壊しそう。
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麻雀博物館(編), 野口恭一郎(監修), 麻雀の歴史と文化 麻雀博物館図録

長らく絶版になっているをベースにした図録。気が付けば前作から6年も経っているわけで、新たに加わったコレクションも多い。 麻雀文化を深く知る上で有益なのはもちろんのこと、質量ともに十分な写真は純粋に眺めているだけでも楽しめる。福禄寿牌や宮廷献上品の翡翠牌などは、資料価値を超えて、美術品として鑑賞できるレベルに達している。 またいつ絶版になるともしれないので、愛好家ならば即購入するべき。装丁も上々であり、買って損はない。
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古森義久, 井沢元彦, 稲垣武, 朝日新聞の大研究 国際報道から安全保障・歴史認識まで

朝日新聞の偏向ぶりについては、いろいろなところで取り上げられているのでご存じの方も多いかと思う。その具体例をまとめた本。 大研究というタイトルが付いているものの、過去の捏造や偏向報道のまとめが大半を占めており、もう少し研究の名に値する様な掘り下げが欲しいところ。読み物としては十分におもしろいのだけれど。
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ベンジャミン・フルフォード, 日本マスコミ「臆病」の構造

日本のマスコミがそれほど立派なものではないというのは、みんな薄々勘付いていることだと思う。どの新聞にも似たような記事ばかりだし、差別問題などタブーとして扱われずにスルーされる話題も多々ある。 日本マスコミがなぜそんな現状に陥っているのか、外国人記者という利点を活かして暴露した本。記者クラブなどのよく取り上げられる問題点に加え、新聞に書けない記事が週刊誌や海外の新聞へリークされる構造など、マスコミの背景に切り込んでいるのは非常に興味深い。メディアリテラシーの向上にもつながる一冊...
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川又三智彦, 二極化ニッポン

最近、かなりの数の破綻本が出版されている。しかし、その多くは、あまりに話が飛躍しすぎていたり、煽るだけ煽って特定の金融商品へ誘導しようとしていたり、ただのトンデモ本だったりと、正直読むに耐えない。 そんな中、比較的まともに読めたのが本書。論理の飛躍も少なく (まったくないとは言わない) 、データの裏付けも類似本の中ではかなりまとも。 繰り返される官僚批判がちょっと鼻に付くが (これはツカサのウィークリーマンションの立ち上げ時に許認可が得られなかった恨みも含まれていると思う) ...