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アレックス・ジョンソン(著), 北川玲(訳), 世界の不思議な図書館

世界中の変わった図書館を集めた写真集。 図書館と聞くとどうしても大仰な建物を思い浮かべてしまうが、原題のImprobable LibrariesにあるLibraryはもう少し広い意味で、ちょっとした蔵書や書庫のようなものも含む言葉。本書にも、有志によって作られ地域社会に根付いた小規模な図書館、地下鉄や空港などに作られた図書館、ロバやゾウが辺境の村へ本を運ぶ移動図書館など、およそ図書館という言葉からは想像もできないような図書館が多数収められている。
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勝間和代, 勝間式食事ハック

ヘルシオホットクックやヘルシオウォーターオーブンを推奨。シャープとの利害関係は明言されておらず不明。 肉食を廃したプラントベース・ホールフードを推奨しているが、その根拠は心もとない。無理に科学論文などを引き合いに出さずに、感情論や味の好みだけで押し通したほうがまだ良かったように思う。 国立がんセンターの赤肉・加工肉のがんリスクについてを参考に加工肉や赤肉が大腸がんの原因になると述べているが、同じ文書中で日本人の摂取量であればリスクはないか小さいと述べられていることは無視してい...
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吉田勝次, 洞窟ばか

タイトルの "洞窟ばか" がすべてを表している。 洞窟に魅入られてその人生を洞窟に捧げてしまった人間の自伝。洞窟と言われてもピンとこない人が大半だろうが (もちろん自分もそうだった)、そんな人もグイグイ洞窟に引き込むパワーのある本。巻頭の写真の美しさも特筆モノ。
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宮下規久朗, オールカラー版 欲望の美術史

食欲や愛欲といった人間の根源的な欲望に加えて、金銭欲の視点から美術史を眺めているのが興味深い。美術作品も社会に流通する商品であり、むしろ金銭に執着する芸術家の方が才能に恵まれ多産であることがよく分かる。
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施川ユウキ, バーナード嬢曰く。 (5)

気がつけばもう5巻。新キャラを投入するでもなく、新機軸を導入するわけでもなく、淡々と図書室の日常が続くだけなのにこれが面白い。心配していたネタ切れとも無縁。
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服部昇大, 6代目 日ペンの美子ちゃん

パロディマンガを書いていたはずがいつの間にか本家になっていた。日ペンの宣伝さえしておけばあとは自由に描けるのか、豊富な時事ネタギャグが楽しい。ところどころ美ー子ちゃんや映子さんがはみ出してきているのはご愛嬌。
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松浦健一郎, 司ゆき, ファミコンの驚くべき発想力 限界を突破する技術に学べ

ファミコンの仕様紹介が中心で、後半にはファミコンソフト開発の小ネタが少々。著者の略歴を見る限りファミコンでの開発経験はないようなので、上村雅之の著作やネット上の情報を元に執筆しているように見える。
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佐藤優, 組織の掟

佐藤優による組織論とその中での処世術など。外務省という特殊な組織での経験談がほとんどだが、大企業一般に通じるところもあるだろう。特に、 能力の低い人間や、性格に欠陥がある人間を絶対チームに加えないことだ。 とんでもない責任が降りかかってくるヤバい話については「聞かないでおく」というのが強力な防御法だ。 といった組織のリスク管理については普遍的なものであると感じる。
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藤野英人, 投資家が「お金」よりも大切にしていること

プロの投資家としての考えをまとめたもの。資産運用会社の経営者としての意見も多い。 まずは様々な視点からお金持ちを肯定的に捉えていく。日本のヒーローには多くの公務員が含まれる (科学特捜隊、宇宙刑事、水戸黄門など) のに対し、アメリカのヒーローは基本的に民間人でその多くがお金持ちの実業家である (サンダーバード、バットマン、アイアンマン、チャーリーズ・エンジェル) という指摘は (例外を探せば色々と見つかるにせよ) 示唆に富む。 その一方で、株式ポートフォリオゲームを用いた金融...
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比嘉一雄(監修), 自重筋トレ100の基本

器具なしでできる (ただし、一部にチューブを使うメニューもある) 部位別の筋トレのアイディア集。今どきはネットでも十分な情報が得られるが、豊富な写真入りの印刷物はやはりありがたい。末尾のレシピ集はやや中途半端か。