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データスタジアム株式会社(データ提供・監修), 高校球児に伝えたい! プロだけが知っているデータで試合に勝つ法

データスタジアムお得意のデータ分析本。 プロ野球のデータをそのまま高校野球に適用できるかというそもそもの疑問はあるが、そこさえ目をつむってプロ野球のセイバー本とみれば良書と言える。インフォグラフィックス風の図版も良い。
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アーニー・J. ゼリンスキー(著), 三橋由希子(訳), 働かないって、ワクワクしない?

早期リタイアやセミ・リタイアのガイド本。 単純な隠居ではなく、リタイア後に自己実現をしたい人向け。リタイアを考えているが後ろめたさを感じている人が読むのには良いかもしれない。リタイアを論じる上での大きな要素であろうお金の話は抽象論が中心なので、具体的な試算は別の本を参照した方が良いだろう。
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永田カビ, さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ

タイトルはやや釣り気味で、著者自身のメンタル面の話が中心。その点さえ除けば、エッセイマンガとしての出来はなかなか。しかし、著者の今後の生活が心配になる内容ではある。
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橘玲, 「リベラル」がうさんくさいのには理由がある

日本の「リベラル」の失敗してきた過程を辿り、世界標準のリベラリズムへ近づけるための提言を行っている。沖縄集団自決裁判から、集団的自衛権、テロと宗教など、幅広い実例を持ち出してのリベラルの振り返りは興味深い。
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松本次郎, 革命家の午後

松本次郎の短編集。作品の品質にはややバラつきがあるが、表題作の革命家の午後は出色の出来。
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安藤宏基, 勝つまでやめない! 勝利の方程式

日清食品ホールディングスの株主優待に配られたもの。 基本的に自慢話なので、話半分で。偉大なカリスマ創業者の二代目としての苦心が伺える。
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草下シンヤ, 実録ドラッグ・リポート

元ジャンキーな作家によるドラッグ体験エッセイ。 どこまで盛っているのかはわからないが、ジャーナリストが取材しただけでは書けなそうなネタが多数。
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横井軍平, 牧野武文, 横井軍平ゲーム館RETURNS ゲームボーイを生んだ発想力

買いそこねていた本が復刊されていたので購入。 横井軍平を称える本や記事は多いものの、本人が筆を執ったのは本書くらいか。ウルトラハンドやラブテスターといった玩具時代から、光線銃、ゲーム&ウォッチ、ゲームボーイと、横井の仕事を時系列に追う構成。本人ならではの裏話が豊富なのも嬉しい。
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安堂維子里, 世界の合言葉は水 安堂維子里作品集

水をテーマにした、すこしふしぎな短編集。 どの作品にも、非現実的ながら心奪われる一枚絵が含まれているのが印象的。
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山口謠司, ん 日本語最後の謎に挑む

日本語のひらがなのなかで最後に生まれた "ん" の歴史。 当然ながら、 "ん" の歴史を辿るということは、漢字による音写に始まる日本語の歴史を辿るということになる。読み物としてはやや退屈な部分もあるが、非専門家には新鮮な驚きも多い。