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和田一郎, 僕が18年勤めた会社を辞めた時、後悔した12のこと

著者のブログの書籍化。 表題通り、著者の後悔を素直に出した内容となっている。いわゆる旧来型の大企業で幸せな組織人人生を送るということに価値を見出している人ならば得るところがあるだろう。
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神樹兵輔, 21世紀ビジョンの会, 知らないとソンする! 価格と儲けのカラクリ

ビジネスモデル本の体裁だが、実質は原価本に近いか。 広く浅く様々な業界を眺めるには悪くない。著者が専門としている経済関係はともかく、農業や外食の安全性などの専門外の記述は不正確とまでは言わないまでも悪意が感じられるものが多いため話半分で。
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鈴木みそ, でんしょのはなし

Web Magazine KATANAの連載をまとめたもの。 氏お得意の電子書籍ネタだけに、今までの作品と重なる部分が多いか。新規のネタとしては、Amazonへの取材が企業としての姿勢が垣間見えて興味深い。
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前田尋之, 家庭用ゲーム機興亡史

各ゲーム機の技術的な深掘りはせずに、マーケティング的な立ち位置での解説が主。 全体として浅めな作りで、構成も単に年代順に区切ってあるだけで独自の視点は感じられない。
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後田亨, 大江英樹, 生命保険の嘘 「安心料」はまやかしだ

いわゆる民間生命保険の不要論。著者は日本生命出身で、乗り合い保険代理店を経て現在は社団法人の代表。 この種の生命保険不要論に興味のある人ならば新しい情報は少ないかもしれない。それでも本としてはよくまとまっているので、一冊目には悪くない。少々強引なところがありながらも行動経済学的な解説で味付けしてあるのが類書との差別化ポイントか。
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久松達央, キレイゴトぬきの農業論

著者は久松農園の設立者。農業論という表題が付いているが、経営論半分、随筆半分といったところ。 小規模農家の関係者には非常に参考になる部分が多い様に思う。
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カデナクリエイト(著), 池本正純(監修), 図解&事例で学ぶ ビジネスモデルの教科書

ビジネスモデル・パターンの解説書。 内容は薄めで、あくまで入門書。さらっと読め、内容もそれほど突飛なものでもないので、一冊目としては悪くない。
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鈴木みそ, ナナのリテラシー (3)

シリーズ完結編。唐突な終わりに驚きつつあとがきを読むと打ち切りとのこと。みそ吉先生の出版社化など未回収のネタが残っているのは残念。 今回の柱となっている表現問題への切り込みはさすが鈴木みそといったところ。娯楽作品として成立させながらも、問題から目をそらさずに論じている点が素晴らしい。
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パコ・アンダーヒル(著), 鈴木主税(訳), 福井昌子(訳), なぜこの店で買ってしまうのか ショッピングの科学

小売現場のエスノグラフィの第一人者であるパコ・アンダーヒルの著書。 売場作りの入門書としても一級品だが、単純な読み物としても抜群に面白い。小手先の理論だけではなく、小売の現場を観察し続けてきた重みが感じられる。
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野広実由, ダンナが今日からラーメン屋 立志編

ダンナのラーメン修行をネタにしたエッセイコミック。 肝心の調理の情報は少ないものの、有名店の内情を垣間見れるのは面白い。