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日経デザイン(編), パッケージデザインの教科書

表題通りパッケージデザインに特化した内容で、かなり工業デザイン寄り。 飲料容器などの重点分野は製造工程の基礎から学べるように工夫されている。色の印象など主観的な部分は統計調査による裏付けを加えているのも良い。
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能田達規, マネーフットボール (1) (2) (3) (4) (5)

既刊の5巻までまとめ読み。 種本はサッカー データ革命。数字重視のフットボールをうまくマンガに落とし込んでいる。それだけにとどまらず、あまりマンガの題材として使われないJ2やレンタル移籍といった要素を巧みに織り込んでいる点も見事。
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岩瀬昇, 石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか? エネルギー情報学入門

三井物産で原油取引や石油開発に携わっていた著者による、石油や天然ガス業界の解説。 科学や軍事の視点は控え目で、ややビジネス寄り。油田開発や原油取引のビジネスの現場を基礎の基礎からしっかり解説してくれる。
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ルイズ・アームストロング(文), ビル・バッソ(絵), 佐和隆光(訳), レモンをお金にかえる法

お金のリテラシー絵本。 経済というよりは経営の基礎ではあるが、子供のためのお金のしくみ入門書としてみると良い出来。
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能田達規, サッカーの憂鬱 裏方イレブン (1) (2)

サッカーの裏方をテーマにした連作短編集。 全てのコマからサッカー愛が溢れてくる一冊。orange以来のサッカーの取材が良く活きているのも感じられる。
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鳥原隆志, ビジネス偏差値 70の人の答え 40の人の答え

いわゆるインバスケット本。 インバスケット本を多数執筆してる著者だけあり、問題の質は悪くない。簡易ながら自己採点ができるのも良い。
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石原豊一, ベースボール労働移民 メジャーリーグから「野球不毛の地」まで

MLBを頂点としたベースボール・レジームの実態。 日本ではあまり報道されない、日米以外のベースボール事情は実に興味深い。ドミニカ、メキシコ、イスラエル、ジンバブエ、コロンビアなど各国のリーグが実質的にMLB配下に組み込まれている実態がよく分かる。 各リーグでプレイするスポーツ労働移民の生活を掘り下げ、類型化しているのも面白い。上昇志向の強いプロスペクト以外に、生活の糧を得るためにプレーを続ける野球労働者や、バケーションや自分探しを目的としてプレーする層など、目的のまったく異な...
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喜多村拓, 古本屋開業入門 古本商売ウラオモテ

現職の古本屋のオヤジによる古本屋商売のノウハウ集。 サバサバとした文体ながら、そこここに古本への愛が感じられるのが良い。お金の話から店作り、万引き対策まで古本屋のノウハウが惜しげも無く詰め込まれている。古本屋の経営を考えている人にはもちろん古本屋の客にも興味深い内容が山盛りで間違いなくおすすめできる。2007年発行のため、インターネット関連の情報がやや古くなっている点だけが難か。
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熊野整, ビジネスエリートの「これはすごい!」を集めた 外資系投資銀行のエクセル仕事術 数字力が一気に高まる基本スキル

Excel本によくあるショートカットやマクロの使い方ではなく、コンサルタントの表の作り方を前面に出した本。 データを蓄積しDBとして活用するのではなく、案件ごとに表を起こす種類の仕事には極めて有用なノウハウ集。
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桜林美佐, 誰も語らなかった防衛産業

日本の防衛産業を扱った礼賛型ドキュメンタリ。 防衛産業を担う大小の企業を取材しているのは良いのだが、正面からの取材で担当者が話した内容をそのまま無批判に記している印象が拭えない。もう少しジャーナリストとして批判的な目線もあればと思う。