fantasy

comic

天原, 33歳独身女騎士隊長。 (3)

前巻から実に2年半ぶりの新刊だが、相変わらず内容は申し分ない。完結するのかが心配になるペースだが、ペースを上げる方法もなさそうでもどかしい。
book

青柳碧人, むかしむかしあるところに、死体がありました。

昔話ネタということで一見イロモノのようだが、中身はかなり本格ミステリ。誰もが知っている昔話の設定を活かしたストーリーの妙だけではなく、ミステリとしての作りも密室あり、倒叙あり、クローズド・サークルありとバラエティ豊かで飽きさせない。
book

Steve Jackson (British), The Tasks of Tantalon: Puzzle Quest Book

あのSteve Jacksonによるパズル本。検索中に引っかかり、懐かしくなって購入。の方は結構なプレミア価格がついているが、英語版の原著の方はもう少し現実的な価格で手に入る。 シンプルながらも歯ごたえのあるパズルばかりで、子供向きの絵本と誤解して舐めてかかると痛い目を見る。特に完全攻略をしようとすると、休日を一日潰す覚悟が必要になる。
book

青柳碧人, 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

ちょっと色物のミステリ本。赤ずきん、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女と誰もが知っているおとぎ話を題材としながらも、どの作品もきちんと一ひねりが入っている。特に登場人物の性格はどれも大胆な新解釈を入れている。かなり吹っ飛んだ性格の赤ずきんを名探偵役に据えたのも見事。
comic

九井諒子, ダンジョン飯 (11)

今回は料理ネタは少なめだが、ライオスの食へのこだわりが問題を解決していく構成はお見事。 だいぶ人間関係が複雑になってきたので新刊が出るたびに既刊を読み返さなければ苦しくなってきた。
book

詠坂雄二, 人ノ町

詠坂雄二には毎回作風の変化に驚かされる。今回は時代も地域も不明な雰囲気ファンタジーかと思いきや、案外しっかりとミステリーもしている。
comic

双見酔, ダンジョンの中のひと(1)

古典的RPGのお約束を舞台裏からの視点で見るのは斬新。書き込みが少なめのシンプルな絵柄だが漫画も上手い。
comic

九井諒子, ダンジョン飯 (10)

狂乱の魔術師のストーリーも佳境に入りシリアスな局面が増えてきたが、そんな中でもボーパルバニー編でしっかりとユーモアと料理を入れてくるバランスには天才的なものを感じる。
comic

天原, 33歳独身女騎士隊長。 (2)

33歳独身女騎士隊長。にまさかの続編。3年ぶりの単行本だがこのくらいのペースで細々と続いていくのが良いと感じる。
game

満月の夜

iOS版の満月の夜をプレイ。初期の職業は一通りクリアした。 デッキ構築型のカードゲームだが、短めのシナリオを繰り返しクリアする構成とすることで、この種のゲームにありがちなインフレをうまく回避している何よりもUIの快適さが素晴らしい。縦画面での操作にこだわった作りも隙間時間でのプレイに適している難易度はかなり控えめ。ハードモードの上位のものになるとさすがに事故死が起きるが、その場で無制限にコンティニューできるのでストレスがたまらないカードの強さバランスはかなり大味。ほぼデメリッ...