窓使いの憂鬱でIMEのON/OFFを独立したキーに割り当てる

PCを使っているといろいろとキーアサインを変える必要に駆られるもので、猫まねき窓使いの憂鬱を使用している。元々は猫まねきだけで必要としている用途には十分な機能があったのだが、USBキーボードに対応していないために、USBキーボード付のPCを仕事で使うことになったときに窓使いの憂鬱も併用するようになった。

キーアサインを変える目的の一つとして、IMEのON/OFFがある。今までは変換キー (HHKを使うときは右◇) でトグルするようにしていた。これはこれでデフォルトのAlt+半角/全角に比べて遙かに押しやすいのだが、現在IMEがONであるかOFFであるかを意識しなければいけないという大きな欠点はまったく解消されておらず、IMEの状態を間違えて入力し打ち直すことがしばしばあった。

そこで、今までのトグル式に代わり、無変換 (左◇) でIME OFF、変換 (右◇) でIME ONという設定にしてみた。これで、現在のIMEの状態如何にかかわらず、明示的にIME ONもしくはIME OFFの状態に変更できる。

猫まねきにはそのものずばりの設定があるのだが、窓使いの憂鬱にはトグルしかみあたらない。そこでちょっと工夫して下のようなものを書いてみる。

keymap Global
key ~IL-変換 = A-半角/全角
key IL-*IC-無変換 = A-半角/全角

“A-半角/全角” は本来のトグルキーで、$ToggleIME が割り付けてある。”IL-” は現在IMEがONである状態を、”IC-” は変換中の状態をそれぞれ表す。また、”*” は状態を無視することを、”~” は否定を表す。ここでわざわざ “IC-” に “*” を付けているのは、デフォルトで暗黙の内に “~IC-” (正確には “~C-~M-~S-*NL-*CL-*SL-*KL-*IL-~IC-*MAX-*MIN-*MMAX-*MMIN-“) が指定されているため。

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