神という大きなテーマあり、超常現象あり、ハードSFとしての科学あり、そしてもちろんエンターテイメントありで、間違いなくおすすめできる作品。
膨大な量の超常現象を盛り込んだ構成は、さすがと学会会長といったところ。それらの超常現象も、現実のものと架空のものが境目なく取り込まれており、一気に作品世界に引き込まれる。
なお本作は2010年代を舞台としているため、いくつか前置きなしの新語が登場する。それらの解説は、山本弘のSF秘密基地内の解説ページで行われているので、併せて読むのがおすすめ。
ところで “宇宙の中心のウェンズデイ” はいつ書かれるのだろうか。もう15年くらい待ってるわけだが 😛
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