奥野修司, 沖縄幻想

癒しの島、長寿社会といったイメージを持たれることの多い沖縄。そのイメージの裏にある実体は、3K産業 (観光、公共事業、基地) だよりの経済だった。

そういった実体を受け止めた上で、沖縄をどう開発して行くべきかの論は、沖縄に対する愛が感じられて実に興味深い。

なお、本書には同じ著者によるナツコ 沖縄密貿易の女王に関する記述が所々に出てくるので、併せて読んでみた方が良いかもしれない。

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