成毛眞, 面白い本

特に脈絡なく集められた各ジャンルの100冊の書評集だが、”面白い” という点だけは首尾一貫している。

著者が読書を道楽と定義している点が素晴らしい。何かの役に立つような読書ではなく、純粋に読書それ自身を楽しもうという姿勢には共感できる。

肝心の書評も、自分が面白いと思うものだけを取り上げていることもあり、熱が感じられる。ジャンルがノンフィクションとサイエンスにやや偏っているのはご愛嬌か。

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