M・スコット・ペック(著), 森英明(訳), 平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学

精神科医が邪悪な心を持った患者の臨床事例をまとめたもの。

科学的な解説はほとんどないため、専門外の人間にはどこまでがこの分野で常識的な内容かが判断できない。また、後半は臨床事例から一転して集団心理が引き起こす邪悪の話題に飛ぶが、ここは心理学や精神療法からは飛躍しており著者の主観が入り過ぎているように感じる。

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