暴論という表題だが、内容はかなりマトモ。
エコノミストは、経済学者、予想屋、市場予想屋、トンデモ屋を含む広い名前。自称エコノミストを見るときは、どれであるかを考えながら話を聴くのがよさそう。
筆者のバブルの見分け方は4つの基準。バブルではなく大丈夫とする理論の登場、景気が良いのにも関わらず金融緩和、今までに投資に興味がなかった人々が一斉に投資を始める (靴磨きの少年)、冷静に見られる外国の人間にバブルと考える人が多い。
粉飾決算が起こるのは構造上の問題。ムラ社会では内部告発は起きにくい。監査法人や税務署には粉飾決算を発見するインセンティブがない。決算書しか見れない取引銀行が発見するのは難しい。
コメント