水木楊, 人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出

そろそろ自分も人生の残り時間を意識するような年齢になってしまった。幸いにしてそれなりに生活に困らないだけの基盤は整っている以上、最も希少なリソースはやはり時間である。

本書はカネ、モノ、時間の3つの軸でライフスタイルを見直そうという試みている。計算式は年収をどのようにカネ (金融商品) とモノに振り分けたかというフローベースのものであるので、人によってはストックベースに修正して考えたほうが良いかもしれない。いずれにせよ、今まで自由時間というものを意識してこなかった人には考える良いきっかけになるだろう。

カネ、モノ、時間はある程度は相互に変換可能なものなので、自分時間はカネやモノに換算可能である。もちろんすべての資産を投げ売って自分時間に一点投資というのは現実的ではないが、自分時間のコストを算出して意識するのは時間戦略を考える上で有効だろう。

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