以前使用していたHL-2040が壊れてからしばらくプリンタなし生活をしていた。たまの印刷は近くのコンビニで用が足りていたが、諸事情により自宅で頻繁に印刷する必要が生じたので後継機のWi-Fi対応モデルであるHL-L2375DWを購入した。
印刷品質も印刷速度もホームユースであれば十分過ぎるほど。HL-2040からの進化として、自動両面印刷ができるようになったのもありがたい。強いて上げるなら濃いめのページを両面印刷すると稀にトナー汚れが付く場合があるが、お客様にお出しする資料などでなければ実用上は問題ないレベル。
セットアップもある程度知識がある人ならばさほど問題ないだろう。Wi-Fiでつなぐ場合はWEPを一文字一文字上下キーだけで入力するという苦行があるが、面倒なだけで難しくはない。Wi-Fiにさえつながれば、同じサブネット内のPCからは自動検出が動く (たぶんSNMP)。細かな設定変更もWebインタフェースで行えるので快適 (本体の一行液晶と少数のボタンでもできなくはない)。
HL-2040より高さが2cmほど増しているので、買い替えの際は注意。用紙の排出や電源ボタン操作の都合上、上面だけは少し隙間を確保する必要がある。私は設置しているエレクターもどきの高さを一段上げた。それでも他社の同等クラス製品と比較すると最も背が低い方ではある。
brotherの低価格プリンタはレビューで紙送りの問題がよく挙げられているが、今のところは問題を感じない。通販で買える安価なPPC用紙で両面印刷をしているがスムーズに印刷できている。
唯一の欠点は、Wi-Fiをつないでいると自動電源オフが働かないこと。ディープスリープ中の消費電力は仕様上で約0.8Wと微々たるものとはいえ、ホームユースでは気になるところ。
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