フィリップ・ヒューストン(著), マイケル・フロイド(著), スーザン・カルニセロ(著), ドン・テナント(著), 中里京子(訳), 交渉に使えるCIA流 嘘を見抜くテクニック

刺激 (潜在的な嘘つき行為を引き出す質問) が与えられてから5秒以内の欺瞞行動を観察することで嘘が見抜けるという主張。こう言うのは簡単だが、実践するには的確な質問を投げかけた上で視覚情報と聴覚情報を同時に処理する (本書ではLookとListenを同時に行うこの行動をLの二乗モードと呼んでいる) 必要があり、訓練なしにできるものではない。

仕草で嘘が見抜けるという巷でよく言われる噂は幻想であり、嘘をついていることを表す微表情なども存在しないと断言するのが小気味良い。

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