book

打田鍈一, 埼玉県の山

先日の道志村トレイルレース途中リタイヤの悔しさを忘れないうちに本格的な山岳練習をはじめようと購入。探してみると、今まであまり視野に入れていなかった秩父方面もトレイルランの練習ができそうな場所がありそう。
book

小関智弘, 町工場巡礼の旅

鉄を削るに続いて、小関さんの本をもう一冊。今回は旋盤の世界にとどまらず、大田区の様々な町工場を巡り、職人達の声を拾っている。自分も分野は大きく違えど技術屋の端くれであるので、その思想に共感できる部分は多い。
diary

道志村トレイルレース

今年最初のトレイルレースとして、道志村トレイルレースに参加してきた。まず、会場へのアクセスの悪さは折り紙付き。大会パンフレットにも堂々と "公共交通機関が少ないのでお車でのご来場をお願いします" と書かれる程レースの開始は7時なので、前泊が必須最寄り駅は強いて挙げるなら中央本線の藤野駅だが、そこから車で小一時間ほどバスは基本的にない。平日にはごくごくわずかにあるが、休日には運休が基本。なので、宿舎の送迎バスを利用するしかない会場付近への経路は道も悪く、居眠りをしていても時折揺...
book

ASIOS (超常現象の懐疑的調査のための会), 謎解き 超常現象

著者のASIOSは、超常現象の謎解きの主催者である本城達也氏を中心に結成された懐疑派の超常現象調査会。メンバーには、山本弘会長をはじめとすると学会のメンバーも何人か。有名な超常現象について、伝説と真相を併記する、ちょうどトンデモ超常現象99の真相に近いスタイル。取り上げられている事例は、比較的タイムリーなものが多いのも嬉しい。中には、ゲイル・セントジョーンやジョー・マクモニーグルといった今時の人も。
comic

こうの史代, この世界の片隅に (上, 中, 下)

太平洋戦争期の広島・呉を舞台にした一人の女性の物語。この時期のこの場所を描く以上、どうしても鬱展開を避けられないわけだが、そんな中にも生活の温かさが感じられるのはさすがこうのさん。
book

小関智弘, 鉄を削る 町工場の技術

51年間に渡り、町工場の旋盤工を勤めてきた著者によって語られる、現場の職人魂。技術をただの定型作業として捉えるのではなくその本質をきちんと理解していることで、持ち込まれる無理難題を解決していったエピソードには素直に拍手を送りたくなる。また、従来の旋盤からNC旋盤への移り変わりによりブラックボックス化が進み、技術の伝達が失われていく様子が印象的。これは切削の世界に限らず、工学の多くの世界で同様のことが起きているように感じる。
book

杉浦末郎, 麻雀入門第一歩

久しぶりに麻雀古書を購入。杉浦末郎による。残念ながら初版ではなく、昭和29年 (1954年) の再販版。初心者向けの二十二麻雀の入門書であり、ルール説明自体にはさほど目新しい部分はない。むしろ面白いのは冒頭の "一. 麻雀の起源" と "二. 日本に於ける發達の歴史" の二章。"一. 麻雀の起源" の方は、葉子戯、馬吊、同棋などから麻雀が成立するまでの流れを紹介したもの。"麻雀の起源に就いても、歴とした文献がないのだから種々の書物に少し宛載っている文章を見つけては推定していく...
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安藤健二, 封印作品の謎

様々な理由で自主的に封印されている作品を追ったルポルタージュ。俎上に載せるのは、ウルトラセブン第12話、怪奇大作戦第24話、映画・ノストラダムスの大予言、ブラック・ジャックの2つのエピソード、そしてO157予防ゲーム。最後の一つだけが少々異質というか蛇足な感じもするが、著者の思い入れがある様なので仕方ない。一部に明確な真相にたどり着けていない消化不良なものもあるが、関係者へのアポも取れないような状況でよくここまで調べたものだとは思う。
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木村英紀, 制御工学の考え方 産業革命は「制御」からはじまった

実は今まで制御工学の勉強をしたことがなかったので、まずはブルーバックスから。工学部生向けの入門書という位置付けの本なので、素人にもわかりやすい。また、比較的目に見えないところで活用されていることが多い制御工学の適用事例も豊富なので、最後まで興味を持って読めた。
book

赤城毅, 書物狩人

古書というものの中には、国家や宗教に大きな影響を与えかねないような価値を持つものが多数あるわけで、そこを主題に据えたミステリ。価値ある古書をどこからともなく入手する書物狩人 (ル・シャスール) というヒーロー象は古書好きにはたまらない。喜国雅彦先生も帯でそのようなことを述べている :-)娯楽小説としては申し分ない一冊。