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渡辺俊介, アンダースロー論

現役のプロ野球投手が、投球の組立から握り方まで写真入りで赤裸々に語るというのは珍しいと思う。数少ないアンダースロー投手として、そのノウハウを形として残したいという思いが伝わってくる。野球をプレイする人にはぜひ読んでもらいたい一冊。編集協力として小林信也氏の名前がクレジットされているので多少の修正は入っているかもしれないが、渡辺投手の語り口をそのまま感じることができる文体は好印象。中学生時代のアンダースロー転向に始まり、2005年の絶好調、そして2006年の苦しい立ち上がりまで...
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田村秀, データの罠 世論はこうしてつくられる

いわゆるデータリテラシー本。世論調査に始まり、視聴率、都道府県ランキング等、よくみる "危うい" データに触れられている。解説も読みやすく、はじめてのデータリテラシー本としてもお勧めできる。また巻末では、近年の中央省庁の再編によるスリム化の検証を行っているのが、この手の本にしては珍しいところか。
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Wi-Fi対応 役満DS

ニンテンドーWi-Fiコネクションを使った麻雀ゲームは初らしいので購入。操作一般タッチペンを使った操作は牌を切るのにダブルタップが必要で、どうも使いにくい全体的に牌が小さい。特に相手の河。キャラクタの表情よりも牌にスペースを割いて欲しかったキャラクタの発声がかなり紛らわしい。鳴きだか和了だかわからないジュゲム先生は強気すぎると思うWi-Fi対局テトリスDSと同様、マッチングの待ち時間が長い対戦時の持ち時間が30秒とかなり長め自分の手番のときに音が鳴らないのが致命傷。ながらプレ...
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トム・スタッフォード, Mind Hacks 実験で知る脳と心のシステム

人間が潜在意識下でどのような処理を行っているかを知ることができるのは興味深い。文中でも触れられているように、生存に有利な方向に進化してきたのだろうということが伺える。内容も堅すぎず、豊富な実験を実際に自分で体験しながら読みすすめられるので飽きない。内容には全く不満はないが、webページにあるデモンストレーションを見ながらでないと楽しめない項が多く、電車の中で読むのには難があるのだけが残念。
diary

出張先で見た張り紙

注意書きがあるのは悪いデザインの証拠、というのはやはり正しいと思う。なぜ、わざわざわかりにくい部屋番号を振ったのだろう。普通に301などとすればいいのに。
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金沢

出張で金沢へ。確か高校生のときに来ているはずだが、全く記憶にない。とにかく東京周辺からのアクセスが悪く、時間がかかる。せめて空港がもう少し近ければ。
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牛丼復活祭

うっかり吉野家で食事をしたら、牛丼復活祭の "牛丼復活記念オリジナルてぬぐい" をもらった。向こうの思う壺みたいで悔しい。
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第2回DHT勉強会@金沢工業大学東京虎ノ門キャンパス

第2回DHT勉強会@金沢工業大学東京虎ノ門キャンパスに参加してきた。今まで "Structured P2P = DHT" という認識でいたのが、"Structured P2P ⊃ DHT" という認識に変わったのが一番大きな収穫。恥ずかしながらSkip GraphやLL-Netの存在は全く知らなかった。
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迫村純男, 英語論文に使う表現文例集

論文を書く上で欲しくなる表現がよく選ばれているように思う。その意味では使いやすい。ただし、掲載されている文例をgoogleで検索するとほとんどヒットしないものがあるのが少し不安ではある。また、いわゆる理系の論文向きではなさそうな表現が散見されるのも注意。
diary

泥まみれの中の人が遊びに来た

泥まみれの中の人が遊びに来た。何年ぶりだろう。大学生のとき以来か。アウトドアでもないのに、完全サバイバルな装備 (エアマットにシュラフまで!) で来たのはどうかと思うが、楽しい時間を過ごす。