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藤原和博, 人生の教科書 家づくり

著者の藤原氏が自分の家を建てる家庭をまとめた本。読み物として十分におもしろい。この本はファミリー向けの家造りの話だが、来月に引越を控えた新居 (こちらは単身向けの部屋だが) の部屋づくりの参考になりそうなところもある。この本で提案されている、コーディネートの際に一つのシンボルから全てを決めていくという手法はおもしろそう。たとえば、気に入っている食器、絵画、その他何でも良いので一つのアイテムを選び出し、そのシンボルに合っているものだけを揃えていく方法。なるほど、これが実践できれ...
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京都

年明けから出張続きで、今度は京都。実は京都に来たのは学生時代以来。今回こそは聖地を訪れねば、と思ったら木曜日は定休日。がっくし。
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引っ越しToDo

3月頭に引っ越しをすることが確定したので、ぼちぼち準備にかからねばならない。そんなわけで、早めに着手できるものはしてみる。住所変更を届け出なければいけないサービスのリストを作ったら軽く二桁あった。金融機関や各種インフラはもちろん、通信教育や定期購読誌もあり、結構面倒入居の契約手続きに必要な書類を手配する。住民票など引っ越し業者の手配。3月頭は繁忙期に差し掛かるところなので早めに押さえる家具や家電は取り急ぎ必要なもの (冷蔵庫) を除き、入居後に買い足していく方針で新居のフロー...
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梶山季之, せどり男爵数奇譚

古書蒐集にとりつかれた男、せどり男爵の物語。自分も古書のために神田や早稲田界隈を探し歩いた経験がある身故、古書に魅入られた人間の心理は良くわかる。せどり男爵が和本に目を向けるきっかけとなった人物である加盞堂老人が、夢にまで見た本を見つけた時の心理を「何度みても、間違いないと知った時、わしは失禁しそうになった」と語っているが、古書マニアの昂奮を見事にあらわしている。他にも、洋書の初版本に目がない婦人、ビブリオクレプト (盗書狂) にまつわるミステリー、本の装丁に魅入られた男など...
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ラスベガスから帰国

期せずして長期になってしまった出張から帰国した。そんなわけで、出張のまとめ。日本からの直行便が少ないのがちょっと面倒マッカラン空港から市街地へのアクセスはよい。タクシーで$10ちょっとよく言われるように、ラスベガス付近、特にストリップ周辺の治安は良いさすがにアレ以来米国の入国審査は厳しい。指紋はとられるわ、写真は撮られるわ肉に飽きたらベジタリアンフードを頼むのが吉
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ラスベガス

正月早々、出張でラスベガスに来ている。そんなわけで、ラスベガス市内で撮影した鉄塔。スリムで色白な上に、左右非対称というなかなかの一枚。残念ながら鉄塔名は確認できず。
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兵頭二十八, 別宮暖朗, 戦争の正しい始め方、終わり方 小さな戦争が大きな戦争を食い止める…

「戦争反対」が戦争を招くとして、欧州の戦史に沿った解説が行われているのは分かりやすい。後半では北朝鮮の今後についても語られているが、現代軍事については他の論者の意見も合わせて読んだ方が良いかも。
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高橋征義, でかいプレゼン 高橋メソッドの本

実は今、正月だというのに比較的真面目なプレゼンの準備をしている。もちろん、高橋メソッドを使ってはマズそうな場面なのだが、この本の隠れ高橋メソッドならば使えそう。要するに高橋メソッドの1ページを普通のプレゼンの箇条書きの一行に対応させるものなのだが、高橋メソッドの推敲のしやすさやストーリーの組み立てやすさは享受できそう。
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年賀状

そろそろ、赤ん坊の写真入り年賀状が多数届く歳になった。それ自体はみていて楽しいものだが、親から孫の顔を見せろというプレッシャーがくるのが困る。
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パオロ・マッツァリーノ, 反社会学の不埒な研究報告

前作のに比べ、落語やコント形式など少々凝った構成のものが目立ちすぎているものの、その他は相変わらずの軽妙な文体がすばらしい。ネタも、真面目と不真面目のバランス感覚が見事。特にGDPのいい加減さへのツッコミは的確で、お勧め。