comic

谷口ジロー(作画), 古山寛(原作), 柳生秘帖 柳生十兵衛 風の抄

1990年代前半の作品の新装版。文庫ではなく大判で読めるのがうれしい。 歴史モノではあるが、かなりエンターテイメント寄り。谷口ジローの数少ない時代劇だが、これも味があって良い。
book

SIPropプロジェクト・今村 謙之(監修), 新里祐教(著), 佐久川剛(著), 遠藤正仁(著), 俺流プロトコル実装入門 Private Implementation Protocol

SIP風のプロトコルであるPIP (Private Implementation Protocol) を一から設計・実装してみようという試み。 表題通り、設計よりは "実装" に重きを置いている。実装中心ならば新たなプロトコルを作らずとも素直にSIPで良かったのではないかと思わないでもない。それでも、新たなプロトコルを作るというワクワク感を擬似体験できるのはこの種の書籍としては重要なのかもしれない。
product

FREETOO ランニングベルト

3年半ほど前に購入したSPIBELTが擦り切れて穴が開きそうになってきた (これは鍵を裸で入れることがあったせいかもしれない) ので新たに購入。 ポケットが大小二つ。大きい方はiPhone 6sがちょうど入るサイズSPIBELTと異なり防水仕様幅広で安定したゴムベルトが嬉しいAmazonで購入すると中国から発送されてきた。納期は10日ほど
book

今泉忠明, 危険動物との戦い方マニュアル

明らかに無理めな危険動物との戦い方を大真面目に解説。 やや低年齢層向けだが、それだけに子供だましではなく大真面目なつくりが素晴らしい。もちろん大人が読んでも楽しめる。
book

Kevlin Henney(編), 和田卓人(監修), 夏目大(訳), プログラマが知るべき97のこと

見開き2ページ完結の小ネタが97本。単純なプログラミング技法だけではなく、プロジェクト管理やライフハック寄りのネタも満載。 付箋を貼りながら読んでいたら付箋だらけになってしまった。プログラミングに携わる人間ならば必ず新たな気付きが得られるはず。
comic

魚乃目三太, 戦争めし

少々毛色の違った食マンガで、太平洋戦争中の食をテーマにしている。 一見実話風だが、目次の下に小さく書かれている通りあくまでも "事実をもとにした創作秘話"。どこまでが事実かはわからないものの、純粋にフィクションと割りきって読む分には文句なしに面白い。
book

パオロ・マッツァリーノ, 「昔はよかった」病

パオロ・マッツァリーノの新刊。 今回の標的は、捏造されがちな庶民文化史の捏造。戦前戦後の新聞を中心とした資料で説き伏せていく姿は痛快。
comic

鈴木小波, ホクサイと飯さえあれば (2)

前巻からまったく勢いが落ちず。新キャラ登場で物語に厚みが増してきた。レシピも相変わらず食欲をそそるものばかり。
book

FAMA(編集), P3 art and enviroment(翻訳), 柴宜弘(監修), サラエボ旅行案内 史上初の戦場都市ガイド

旅行案内の体裁でサラエボの戦場の現実を紹介した本。紛争中の1994年の出版 (原著は1993年) 。 皮肉の効いた解説と力のある写真の組み合わせが見事。
comic

久住昌之(原作), 水沢悦子(漫画), 花のズボラ飯 (3)

前巻から3年半ぶりの新刊。 表紙から過去の花のエピソードなど期待したがそちらはあまり掘り下げられず。