book ヘンリー・ペトロスキー(著), 池田栄一(訳), 本棚の歴史 フォークの歯はなぜ四本になったかのヘンリー・ペトロスキーが扱っていたもう一つのテーマは何と本棚。現在ではあまりに当たり前過ぎて視界に入らない本棚だが、この形が確立するまでには本の形とともに様々な紆余曲折を経てきた。本の形、本の社会的な位置づけ、読書スタイルの変化が相互に絡み合って変化していく様子はエンターテイメントとしても素晴らしい。おすすめ。 2015-12-15 book
comic アキリ, ストレッチ (4) ストレッチもついに完結。もともとストレッチというネタの制約がある中で長期連載には限界があったが、ストーリー的にも良い潮時という気がする。 2015-12-13 comic
book 中村聡史, 失敗から学ぶユーザインタフェース 世界はBADUI (バッド・ユーアイ) であふれている 楽しいBADUIの世界のネタを単行本にまとめたもの。UIを系統立てて学べるような本ではないが、事例集としてはなかなか。単純に読み物としても面白い。 2015-12-08 book
book データスタジアム株式会社, 野球×統計は最強のバッテリーである セイバーメトリクスとトラッキングの世界 二部構成で、前半はセイバーメトリクスの紹介。こちらはセイバーメトリクスファンならば常識とも言える話がほとんどで新味はない。真打ちといえるのは後半のトラッキングシステムのお話。PITCHf/xに代表されるトラッキングシステムを活用した分析はまだまだ発展途上の分野で新しい発見も多い。 2015-12-06 book
book 左巻健男, 面白くて眠れなくなる物理 いわゆる科学雑学本。科学好きにとってはあまり新規なネタはないが、読み物としての出来は上々。中高生でも十分に楽しめる内容か。 2015-12-05 book
comic 谷口ジロー(作画), 古山寛(原作), 柳生秘帖 柳生十兵衛 風の抄 1990年代前半の作品の新装版。文庫ではなく大判で読めるのがうれしい。歴史モノではあるが、かなりエンターテイメント寄り。谷口ジローの数少ない時代劇だが、これも味があって良い。 2015-12-03 comic
book SIPropプロジェクト・今村 謙之(監修), 新里祐教(著), 佐久川剛(著), 遠藤正仁(著), 俺流プロトコル実装入門 Private Implementation Protocol SIP風のプロトコルであるPIP (Private Implementation Protocol) を一から設計・実装してみようという試み。表題通り、設計よりは "実装" に重きを置いている。実装中心ならば新たなプロトコルを作らずとも素直にSIPで良かったのではないかと思わないでもない。それでも、新たなプロトコルを作るというワクワク感を擬似体験できるのはこの種の書籍としては重要なのかもしれない。 2015-11-29 book
product FREETOO ランニングベルト 3年半ほど前に購入したSPIBELTが擦り切れて穴が開きそうになってきた (これは鍵を裸で入れることがあったせいかもしれない) ので新たに購入。ポケットが大小二つ。大きい方はiPhone 6sがちょうど入るサイズSPIBELTと異なり防水仕様幅広で安定したゴムベルトが嬉しいAmazonで購入すると中国から発送されてきた。納期は10日ほど 2015-11-28 product
book 今泉忠明, 危険動物との戦い方マニュアル 明らかに無理めな危険動物との戦い方を大真面目に解説。やや低年齢層向けだが、それだけに子供だましではなく大真面目なつくりが素晴らしい。もちろん大人が読んでも楽しめる。 2015-11-24 book
book Kevlin Henney(編), 和田卓人(監修), 夏目大(訳), プログラマが知るべき97のこと 見開き2ページ完結の小ネタが97本。単純なプログラミング技法だけではなく、プロジェクト管理やライフハック寄りのネタも満載。付箋を貼りながら読んでいたら付箋だらけになってしまった。プログラミングに携わる人間ならば必ず新たな気付きが得られるはず。 2015-11-21 book