fukumoto

book

片桐頼継, レオナルド・ダ・ヴィンチという神話

"万能の天才" として語られ、もはや神話化された様な扱いをされることもあるレオナルド・ダ・ヴィンチの実体を追った本。レオナルドが非凡なクリエイターであったことは間違いないものの、科学・工学への貢献や先見性については多くの疑問が残るのも事実だろう。
comic

べつやくれい, ひとみしり道

デイリーポータルZでおなじみのべつやくさんの単行本。あのままのユルい内容がまるまる一冊分つづくので、お好きな方はぜひ。
book

佐々木正悟, 堀 E. 正岳, 楽しく、ラクに、シンプルに! 英語ハックス

あまり体系的にまとまった本ではないが、沢山のtipsが詰まった本なので、一つくらいは使えそうなネタが拾えるはず。とりあえずsmart.fm (本書中ではiKnow!という名前で紹介されているが、2009年3月からサイト名が変更されている) あたりからはじめてみよう。
book

海老原嗣生, 雇用の常識「本当に見えるウソ」

よく世間で語られる雇用に関する俗説を見事に打ち砕いてくれる本。終身雇用の崩壊、正社員の減少と派遣社員への置き換えといった巷で良く語られる論説がいかに怪しいものかがよくわかる。統計のインチキの見抜き方を学びたい向きにもおすすめできる。
book

別冊宝島編集部(編), 食品のカラクリ

別冊宝島編集部(編) となっているが、奥付を見ると実質的な著者は郡司和夫だった。見事なトンデモっぷりで、実在するのかも不明な加工食品メーカの社員の談話や全く裏をとっていない思い込みだけをもとにこれだけ叩けるというのはある意味感心する。
diary

金勝山~官ノ倉山

道志村トレイルレースの悔しさを忘れないうちに山岳練習を。まずは、近所の東上線沿線の金勝山~官ノ倉山あたりから攻めてみる。金勝山の最寄り駅は東武竹沢駅。官ノ倉山も東武竹沢駅から入るのが便利だが、石尊山経由で小川町駅方面に抜けるルートがあるので、今日の帰りはそちらを使用した東武竹沢駅前には本当に何もなく、かろうじて自販機がある程度金勝山は駅からのアクセスも良く難易度も低いので、官ノ倉山に入る前の足慣らしに土曜日の早朝ということもあってか、金勝山では誰ともすれ違わず官ノ倉山入口の三...
book

川島博之, 「食糧危機」をあおってはいけない

巷で良く騒がれる食糧危機説の実体を一つ一つ解きほぐしてくれる。「BRICsが世界の穀物を食らいつくす」、「買い負けで魚が手に入らなくなる」、「食料生産は限界に達している」などなど、よく語られる内容のほとんどが、過去にも定期的にブームとなっている (そして予測が大外れしている) 各種の食料危機説と同様に根拠のない煽りだということがよくわかる。また、食料危機説に反論するだけでなく、それらが生まれる背景についても触れているのが面白い。特に、なぜ日本でだけ食糧危機が叫ばれるのかについ...
book

打田鍈一, 埼玉県の山

先日の道志村トレイルレース途中リタイヤの悔しさを忘れないうちに本格的な山岳練習をはじめようと購入。探してみると、今まであまり視野に入れていなかった秩父方面もトレイルランの練習ができそうな場所がありそう。
book

小関智弘, 町工場巡礼の旅

鉄を削るに続いて、小関さんの本をもう一冊。今回は旋盤の世界にとどまらず、大田区の様々な町工場を巡り、職人達の声を拾っている。自分も分野は大きく違えど技術屋の端くれであるので、その思想に共感できる部分は多い。
diary

道志村トレイルレース

今年最初のトレイルレースとして、道志村トレイルレースに参加してきた。まず、会場へのアクセスの悪さは折り紙付き。大会パンフレットにも堂々と "公共交通機関が少ないのでお車でのご来場をお願いします" と書かれる程レースの開始は7時なので、前泊が必須最寄り駅は強いて挙げるなら中央本線の藤野駅だが、そこから車で小一時間ほどバスは基本的にない。平日にはごくごくわずかにあるが、休日には運休が基本。なので、宿舎の送迎バスを利用するしかない会場付近への経路は道も悪く、居眠りをしていても時折揺...