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安間伸, ホントは教えたくない資産運用のカラクリ2 タブーとリスク篇

今回のテーマは投資に関するリスク。前作よりはややメタな内容。すでにまともなマネー本をある程度読んでいる人には既知のことも多いと思うが、よくまとっているので頭の整理や知識の抜けのチェックとして読むのには良いと思う。私の場合はミスマッチリスクについての理解がクリアになったことが大きな収穫。
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水上勉, 土を喰う日々 わが精進十二ヵ月

美味しんぼで有名なアレ。くわいの丸焼きやら、実山椒の辛煮やら、日本人にはたまらない料理にそそられる。それとともに、都会育ちの自分にはこういった生活はできないだろうと思うと少々寂しくなる。
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橋本和明, 違法コピー職人たち 誰も語れなかったパソコンの黒歴史

マイコン時代に始まりWinnyに至るまでの違法コピーの歴史をまとめた本。なかなか活字としてまとめられる機会の少ない種類の情報なのでありがたい。さらに通り一遍の平坦な記述ではなく、その時代の空気を多分に含んだ内容となっているのも嬉しい。そのせいか、ところどころ日本語がアレだったりするのはご愛敬。
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ソニー銀行についてのメモ

2006年12月頃から、セブン銀行のATMが使えるようになっていた。24時間手数料無料なのがうれしい。新生銀行とのコンボにも便利優遇税制の廃止にともない投資信託類の整理をしようとしているが、約款をよく読むと実は投資信託の買取の扱いがなく、解約しかできない orz
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鶴田知佳子, 河原清志, ここまで使える超基本単語50 同時通訳の最前線から学ぶ

毎晩寝る前に少しづつ読んでいたのがようやく終わった。誰でも知っている50個の基本単語 (たとえばgoodやらnewやらtakeやら) を使った意外な表現をまとめた本。読んで楽しい本かというとアレだが、1単語あたり数ページなのでがんばれる。
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西村博之, 2ちゃんねるはなぜ潰れないのか?

ジャケ買い、というか帯買い。表題の2ちゃんねるが潰れない理由は少し弱いかも。面白いのはむしろ2ちゃんねるとは関係ない脇道や対談のほう。
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安間伸, ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇

マネー本の中でも特に税に重きを置いた本。税引き後リターンを最大化するための考え方がよくわかる。いわゆる新証券税制の施行前の本なので、その部分はフォローする必要があるが、本質的なところは今も (おそらく今後も) 変わらない。いかに損益通算を効率的に行うかが肝。投資をする人には間違いなくお勧めできる一冊。
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田中淳夫, 割り箸はもったいない? 食卓からみた森林問題

森林を破壊しているということで叩かれている割り箸。その割り箸が本当に環境破壊の元凶なのかを追ううちに、舞台は吉野から中国・ロシア、果ては欧州まで広がりを見せる。最後は日本の林業の未来への提言まで含んだ力作。
diary

同僚の結婚式に参列

同僚のU村氏の結婚式に参列する。場所はホテルニューオータニ東京。アトリウムチャペルでの挙式は参列者以外の一般客も見下ろせるタイプ。厳粛すぎず、カジュアルな感じが良い料理の質が高いのがうれしい。さすがニューオータニスピーチが少な目で、出席者が高砂を訪れてちょっかいを出す時間が十分にとられていたのもうれしい。また、乾杯前の挨拶が短かったのも好印象
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『近代麻雀』編集部(監修), 麻雀王〈2〉最強の押し引き法則

ハンバート氏がお勧めしていたので読んでみる。近代麻雀編集部の名義だが、実質的な著者は福地誠氏。押し引きだけにフォーカスした内容は、まわし打ちの重要性が大きく低下している現代向きの内容。判断基準も今風で、ハンバートの指摘通り超・入門 科学する麻雀の影響が強くうかがえる。価格も良心的で、初心者にお勧めできる一冊。