社会思想社の第5版から実に20年ぶりの改訂版。第5版が手元にないので (実家を漁れば出てくるとは思う) 詳細な比較はできないが、とりあえずの印象だけ。
- 献辞に “熊の” ピーターズやマイケル・A・スタックポールらの懐かしい名前を見つけてうれしくなる
- HTTの影響はほとんど感じられず、別系統に進化したもの (当たり前といえば当たり前だが)
- 横組みになっただけで、一気に今風に感じる
- アーキタイプやタレントのルールが整理されたことで、いわゆる普通のゲームに近づいてしまった様に感じる
- MRに関するルールが改善され、MRが減少しても振るサイコロの数が減らなくなった。これで、一度バランスが崩れるとどうしようもなくなる現象が緩和されるはず
- “悪意ダメージ” を導入することにより、防御点を持つパーティ同士の戦闘の膠着を防いでいるのは評価できる
- 表紙イラストがオリジナルのLiz Danforthのものから、日本人イラストレータによるものに差し替えられているのは残念。確かにLizのイラストでは営業的にまずいのだろうけど。なお、本文中の挿し絵はそのまま
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