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鈴木英次, 科学英語のセンスを磨く オリジナルペーパーに見られる表現

J.B.C (Journal of Biological Chemistry) とJ.O.C (Journal of Organic Chemistry) の論文の統計データをもとに、よく使われる表現をまとめたもの。とはいうものの、化学分野に完全依存ではないので、理工系の論文を書く人は広く利用できる一冊。同一の意味をもつ複数の表現が、出現数と共にまとめられているのが非常に便利。また、副詞や副詞句などは文頭・文中・文末での出現数がまとめられていたり、冠詞がつくか分かりにくい単語...
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横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ @ 日産スタジアム

S原氏と、Jリーグの第22節 横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレを観戦に行く。場所は横浜の日産スタジアム。特にどちらのサポーターというわけでもなく、我那覇、山瀬あたりが目当てのミーハー観戦。フロンターレ側に座ったおかげで、我那覇の入場が間近で観られてちょっとうれしい。
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宮脇俊三

宮脇俊三のとをまとめ読み。いわゆる完乗も最長片道切符も鉄の間ではポピュラーな遊びらしいが、その初期に実行して、かつ読み物として面白くまとめたというのは素晴らしい。鉄でない人にも十分に楽しめる。通して読むとさすがに最後はダレてくるが、それもまたこのバカバカしい旅 (褒め言葉) の味かと思う。
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ジェームズ・T・キーティング, ネイティブチェックが自分でできる英語正誤用例事典

仕事で英語の文書を書かねばならないこともあるので、手元に何冊か英語のアンチョコ本を置いている。そんな中で、長く生き残っているのがこの本。避けるべき無駄な単語やくどい言い回しは実に参考になる。また、細かい規則や約物の使い方など、意外に見落としがちなものも拾えて少し得した気分になる。手元に置いておき暇なときにパラパラとめくるのにもお勧め。ただ、"ネイティブチェックが自分でできる" というのはいくらなんでも過大広告だと思う。
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DELL 3007WFPがさらに値下げ

DELL 3007WFPがさらに値下げ。9月4日までのキャンペーンが終わりいくらになったのかと覗いてみたら、さらに値下がりして158,000円に。今回のキャンペーンは9月11日までらいしいが、さてその後は……。
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目覚まし時計

5年ほど使っている目覚まし時計が壊れた。時計としては機能するのだが、アラームが鳴らない。普段は携帯電話のアラームをメインに使用しており、この目覚まし時計は本当のデッドライン目覚ましとして使用していた。要するに、万一携帯電話のアラームが鳴らなかった場合や、二度寝してしまったときのための予備用だ。幸い、このデッドライン目覚ましのお世話になったことはないが、なければないで不安になる。代わりのものを物色しよう。確か100円ショップで買ったものなので、十分に元は取った気がする。しかしな...
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小室直樹, 経済学のエッセンス 日本経済破局の論理

小室先生お得意のケインズ、サムエルソンのマクロ経済学の入門書。経済学のエッセンスであるところのケインズモデルの解説のわかりやすさに加え、この文庫のために加筆された「平成大不況のエッセンス」がまた素晴らしい。まさにバブル後の平成大不況の仕組みが腑に落ちる。相変わらずの小室節も健在でお勧めの一冊。
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DELL 3007WFPが欲しい

前から目を付けていたDELL 3007WFPのキャンペーンが始まった。定価228,000円のものが、9月4日までのキャンペーン価格で164,000円に値下がりしている。ここで買ったら向こうの思う壺だと思うが、欲しくてたまらない。そんなわけで、いろいろと調べはじめたのでメモ。まず、都内に出る用事のついでにショールームで現物をチェック。画質にこだわる人ならいろいろと不満もあるのだろうが、とにかく解像度が欲しい私のような人間には十分すぎる品質。どうせ眼の疲労を押さえるために、輝度を...
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畑村洋太郎, 失敗学のすすめ

失敗をいかにして生かすかを科学的に実証した本。畑村先生の研究室では、過去にあった失敗を後輩に伝えるにあたり失敗者の実名を伝えることにしている、というくだりが興味深い。素人考えでは、実名を隠す方が失敗を公開しやすいのではないかと思えてしまうが、以下の3つの理由を読んで納得できた。聞く者によりリアルで強烈なインパクトを与えることができる興味を覚えた者がより詳しい内容を知りたいとき、失敗者本人に直接聞くことができる実名を出すことで、失敗とは隠すものではないという文化をつくることがで...
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大竹文雄, 経済学的思考のセンス お金がない人を助けるには

経済学を身近なミクロの見地から眺めるので非常に読みやすい。各種のインセンティブが、人間の行動にどう作用するかに力点を置いている。いくつかプロ野球を扱った話があるが、読み物としては面白いものの納得しかねる部分がある。"プロ野球における戦力均衡" は数値的な裏付けなしに理屈をこね回しているように見えてしまう。また、"プロ野球監督の能力" はチーム戦力の評価に下式を使用しているが、さすがにセイバーメトリクス全盛の現在に平均打率はないだろうと思う。元論文が1994年のものの様なのでや...