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加谷珪一, 世界のお金持ちが20代からやってきた お金を生む法則

今作はかなり自己啓発本寄り。ビジネスや投資の成功者を引き合いに出しての教訓話だが、表面をなぞっただけの話が多い。天才的な成功者ではなく地味ながら着実な成功を掴んだ者を真似よ、という主張は納得できる。
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謎解き×首都圏おでかけ ミステリーるるぶ アドベンチャー編

最近の謎解きブームと旅行ガイドの組み合わせは新鮮。肝心の謎解き部分の難易度は控えめなので、子どもと一緒に楽しむのにも良いかもしれない。都心から日帰り圏内と書いてあるが、半日ではなく丸一日を確保しておいた方が良い。場所は書かないが、特に都心以外の首都圏にお住まいの方は時間に余裕を持っておかないと泣きを見る。ボリュームの割にお値段はやや割高。るるぶ相当の小冊子が付いてくるものの、こちらもページ数は控えめ。それでも子連れで一日楽しむのであればそれほどコスパは悪くない。下手なテーマパ...
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里崎智也, 捕手異論 一流と二流をわける、プロの野球『眼』

エッセイ風の軽い小ネタが9回×表裏の18本。いずれもボリュームは軽めで数字的な裏付けもほぼないが、視点は面白い。
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フィリップ・ヒューストン(著), マイケル・フロイド(著), スーザン・カルニセロ(著), ドン・テナント(著), 中里京子(訳), 交渉に使えるCIA流 嘘を見抜くテクニック

刺激 (潜在的な嘘つき行為を引き出す質問) が与えられてから5秒以内の欺瞞行動を観察することで嘘が見抜けるという主張。こう言うのは簡単だが、実践するには的確な質問を投げかけた上で視覚情報と聴覚情報を同時に処理する (本書ではLookとListenを同時に行うこの行動をLの二乗モードと呼んでいる) 必要があり、訓練なしにできるものではない。仕草で嘘が見抜けるという巷でよく言われる噂は幻想であり、嘘をついていることを表す微表情なども存在しないと断言するのが小気味良い。
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今尾恵介, 番地の謎

日本の住所の雑学本。日本の住所は番地と住居表示の二重構造になっているが、そのうち番地の方はとにかくわかりにくく、目的地を探す助けにならない。このわかりにくさは地番の成り立ちに起因している。そもそも地番は明治の地租改正の際に課税や不動産登記のために振られた符号であり、地図上で整然としていることを身上としている。これを住所を表すために流用したのだから、道を歩いて移動する人間を想定しておらず、わかりにくくなるのも無理のないことである。本書はこうした番地の成り立ちや、それにより生じた...
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三菱電機 冷蔵庫 MR-WZ55K

転居に伴い、14年物の冷蔵庫を更新することにした。そろそろパッキンが劣化していることに加え、設置場所の都合により現在使用している幅700が入らないため。幅650で550リットルクラスの売れ筋をと選ぶと三菱電機となる。すでに市場には後継のMR-WZ55Mが出回っているが、価格で型落ちのMR-WZ55Kを選択。主要機能には差がない。実際に使った印象は、基本機能がしっかりした質実剛健な冷蔵庫。ただし、インタフェースはもう少し改良の余地があるように感じる。騒音はほぼなく快適。冷却性能...
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ASAPIN, 新次元麻雀 場況への実戦的対応とケイテンの極意

細かいテクニックが多いが、引き出しを増やすには良い本。牌効率などの基礎をしっかりと身につけてから、さらに一歩上を目指したい人にはおすすめできる。表題通りケイテン (形聴) に多くのページを割いているなど、微差でラスを逃れるのが重要な天鳳に特化している点には注意が必要。
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坂本伸二, デザイン入門教室 特別講義 確かな力を身に付けられる 学び、考え、作る授業

紙を中心としたデザイン本。デザインの素人は単純の要素同士を揃えて配置しろと言われても単純な四角い写真の配置以上のものがあると固まってしまうが、形の異なる要素の配置など迷いがちなところを手取り足取り説明してくれるのはありがたい。基本ルールだけでなく、BEFORE/AFTERの作例も豊富でわかりやすい。
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吉本佳生, 金融工学の悪魔 騙されないためのデリバティブとポートフォリオの理論・入門

かなり噛み砕いたデリバティブの入門書。デリバティブを構成する先物取引、スワップ取引、オプション取引が一通り理解できる。細かな数式は用いず、大まかな確率分布 (例えば円相場予想の説明では5円刻み) のみで説明するので、数学が苦手な向きでも大筋は理解できるだろう。確率分布をきちんとした対数正規分布に置き換えたところで大勢に影響はない。FX普及前の書籍のためそのあたりには言及していないが、外貨預金や住宅ローンといった身近な活用例も触れられている。
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本棚の話

本は減らない自宅の書斎はすでに本に埋もれている。天井までの大型の本棚が5台設置されてはいるものの、そんなものはとうの昔に使い果たし、溢れた本は段ボールに詰め込まれて宅内の収納に分散して置かれている。容積、重量、どの点から見ても対策が必要な状況である。もちろん本自体を減らすという抜本的な対策が必要なのは重々承知であるが、その試みはいずれも挫折してきた。もちろん読み返すことがない本は随時処分しているが、保存する必要がある本は日々増える一方である。電子書籍への移行は何度か試みてはい...