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杉元伶一(STORY), 加藤伸吉(ART), 国民クイズ (上巻) (下巻)

モーニング連載のカルト的な人気のある作品。実は未読だったので今更ながら読んでみた。無茶苦茶な設定ながら、そのディストピア感が見事。合間に挟まれる風刺CMのセンスも良い。
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大和田秀樹, ムダヅモ無き改革 (12)

ここに来て変化球のアイドル対決。と言ってもテンションの高さは変わらず、安心して楽しめる。様々なパロディが仕込まれているのも芸が細かい。
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やまだ浩一(画), 木村公一(作), 隠し球ガンさん プロ野球スカウト物語 (2)

若手スカウトや少々クセのある捕手など周辺人物が増え、少し深みを増してきた。浪花節の人情路線なのは相変わらず。
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やまだ浩一(画), 木村公一(作), 隠し球ガンさん プロ野球スカウト物語 (1)

プロ野球のスカウトを取り上げたマンガ作品。元は週刊ベースボールの連載。今時のセイバーメトリクスなスカウトではなく浪花節系。せっかく題材は良いのだから、もう少し野球そのものに深入りしても良い気はする。
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ヒラマツオ, 台湾 女ひとり旅

台湾旅行のエッセイコミック。夜市をはじめミーハースポット中心で、特殊な場所はなし。普通のツアー旅行の前に読むには丁度良いかもしれない。
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しろ, ヤマノススメ (1)

軽登山入門をテーマにしたマンガ。おそらく男性向けか。ストーリーやキャラクターはさておき、近所の低山から始める入門書としては悪くない。
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牛帝, 同人王

電脳マヴォの連載を単行本にまとめたもの。画力を含むマンガの上手さという意味では商業出版の水準に達していないのだが、そんなことを吹き飛ばすような勢いがある。
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鈴木みそ, ナナのリテラシー (1)

リテラシーというよりはコンサルタント的なお話。おそらく、"銭" の後継作品という位置付け。1巻目のテーマは出版。構造的に衰退産業となっている出版業、特にマンガの世界のリアルなお金事情を描いてしまうあたりはさすが鈴木みそ。どこまでがノンフィクションでどこからがフィクションなのかを掴ませないところも見事。
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荒川弘, 百姓貴族 (3)

前巻はやや借り物のネタが多かった印象があるが、ここに来てパワーアップして復活。結婚と出産を経て、荒川弘ならではのネタが増えたのが大きいか。
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新久千映, ワカコ酒 (2)

ワカコ酒の続編。前巻同様、ただ飲み食いするだけのマンガなのだが、可愛らしい絵柄と相まってなんとも言えない魅力がある。今回はいわゆる呑み屋が中心で変化球は少なめで、女子会と駅弁程度。ワカコの周辺もあまり明らかになってこない。