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森川弘子, 年収150万円一家 毎日のこんだて

節約レシピをテーマとしたコミックエッセイ。マンガとして面白いかというと疑問ではあるが、時間に余裕があり節約を楽しめる人のレシピ本としては良い。
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海東鷹也, 怪しい世界の歩き方

三才ブックスか鉄人社の本かと思って読み始めたら彩図社だった。海外旅行エッセイマンガなのだが、異常なまでに行動力のある格闘家という時点で面白くないわけがない。トラブルを招きやすい体質らしいのも良い。
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山岸凉子, ブルー・ロージス 自選作品集

少女漫画の中になぜか混ざっている "パエトーン" 。チェルノブイリ原子力発電所事故をきっかけに描かれた原発批判マンガで、当時の原発批判派の考えや空気を知るのに役立つ。
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井上純一(著), 矢澤真人(監修), 月とにほんご 中国嫁日本語学校日記

中国嫁日記の番外編。日本語ネタ本としては中途半端だが、相変わらずマンガとしては文句なしに面白い。
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こうの史代, 街角花だより

表題作は新作の日和版と初連載作品である明石版の両方を収録。代表作となってしまった "夕凪の街 桜の国" とは毛色が違うが、本当はこういった作品を書きたかったのではないかと思わせる。
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青山広美, 東風のカバ (1)

今となっては何もかもが懐かしい東風荘マンガ。青山広美はギャグの方がいけるのではないかという気がしてくる (まあ、バードもある意味高度なギャグマンガだが) 。残念ながら2巻が刊行されていないのはさすが竹書房。
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押切 蓮介, ハイスコアガール (1) (2) (3)

ピコピコ少年の押切蓮介が連載を持って人気を博しているというので読んでみたが、これが大当たり。相変わらず主人公はゲーム馬鹿のダメ少年なのだけれど、それが共感できる理由。特に90年代の格闘ゲーム全盛期に学生時代を過ごした人間にとっては小ネタのひとつひとつが突き刺さる。ラブコメ要素もおまけにとどまらず、ゲームとシンクロしてなかなかニクい。
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大和田秀樹, ムダヅモ無き改革 (9)

気がついたらシリーズも9巻目。帯によるとシリーズ累計200万部突破とか。一発ネタの読み切りがここまで成長したかと思うと感慨深い。ちょうど解散総選挙のタイミングで鳩山ユキヲ戦が完結。狙ったものか偶然か。獅子の血族編は伏線を大量に残したままの完。次巻からは新章へ。特装版の存在を知らずに通常版を買ってしまった。特装版の付録は不明。
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西原理恵子, できるかな ゴーゴー!

前作から実に5年ぶりの単行本。今回も高須院長とのネタを中心にバンドに挑戦、棺桶づくりなど盛りだくさん。そんな体を張った笑いの合間にきちんと泣かせるネタを入れてくるあたりのバランス感はさすが。
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泉昌之, 食の軍師 (2)

食の軍師の続編は唐突に旅グルメマンガに。掲載誌が変わった影響か。従来のディテールにこだわり抜く面白さは少し後ろに引っ込んでしまったが、ご当地グルメの紹介や地元客との微妙なふれあいも面白い。