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双見酔, ダンジョンの中のひと(1)

古典的RPGのお約束を舞台裏からの視点で見るのは斬新。書き込みが少なめのシンプルな絵柄だが漫画も上手い。
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クリス・ベイリー(著), 服部京子 (訳), 世界一の生産性バカが1年間、命がけで試してわかった25のこと

大学卒業後に1年間をかけてA Year of Productivity (AYOP) を実践した記録。成果は同名のWebサイト (現在はA Life of Productivityに改名) にもまとめられている。 世の中でよく言われている生産性を向上させる方法を片っ端から試している。先延ばししたくなる要素の排除、(時間ではなく) 活力と集中力のコントロール、タスクの断捨離、ホットスポットリスト、シングルタスクの徹底、飲食・運動・睡眠の最適化。いずれも多くの自己啓発本が触れてい...
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宮下洋一, 安楽死を遂げるまで

スイス、オランダ、ベルギー、米国、スペインといった欧米の安楽死先進国を巡るルポタージュ。スイスの自殺幇助団体「ライフサークル」の代表であるエリカ・プライシックらへの取材を中心に構成されている。最終章では、いわゆる東海大学安楽死事件の関係者へのインタビューを通じて、日本の安楽死のあり方にも踏み込む。 もちろん、安楽死を容認している国々でも無制限に安楽死 (自殺幇助) が許されているわけではなく、国ごとに多少の差はあるものの、概ね以下のような条件を満たしている必要がある。すなわち...
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川田浩志(著), 福池和仁(監修), 世界一効率がいい最高の運動

ここでいう効率とは、短時間のトレーニングで有酸素運動 (脂肪燃焼) と無酸素運動 (筋トレ) の成果を同時に得られるということ。 その鍵はHigh Intensity Interval Training (HIIT) と呼ばれるトレーニング法で、その名前の通り高強度の運動 (最大心拍数が 208 - 0.7 × 年齢 程度となる運動) を短い間隔で繰り返すというシンプルなもの。シンプルすぎてあまり書くことがないためか、紙幅のほとんどがHIITを絶賛する情報で占められている。
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白正男(作), 山戸大輔(画), テコンダー朴 (5) (6)

単行本がコアマガジンに移籍し新装版となった際に収録話数が変更となったため、青林堂版の3巻の続きがこのコアマガジン版の5巻からとなる。 しばらくはネットのネタが続き食傷気味だったが、ここに来て皇族関係のネタを突っ込んでくるなど昔の暴走気味の勢いが戻ってきたように感じる。
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金田淳子, 『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ

noteの連載に加筆して書籍化したもの。 腐女子特有の異様なテンションの文章に圧倒されるが、それだけにとどまらないのが本書のすごいところ。本職の研究者だけあって、BL、ネット文化、マンガ史など様々な分野の知識が溢れており、脚注を読むだけでも一苦労なボリューム。 BL方面は好き嫌いが分かれるとは思うが、刃牙とBLのどちらか片方だけでも興味がある人は是非手にとって欲しい。
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卍, 馬券裁判 競馬で1億5000万円儲けた予想法の真実

内容は薄めで、予想法自体の話はほとんどなし。馬王を使っていることは明記されているが、その他は以下のような記述が見られる程度。 今までの「強い馬を買う」という予想スタンスから、「過小評価されている馬を買う」という予想スタンスへ変化していきました。 私は、休日を利用して数か月かけて、思いつく様々なファクターを検証し、最終的に約40のファクターを採用することにしました (これらのファクターに基づいてユーザ得点の計算式を補正することにしました)。 裁判の過程の記述もあっさりしたもので...
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服部昇大, 邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん (5)

今回も描き下ろしは1本のみだがお布施として買う。 5巻まで来てもネタ切れ感がなく、安定のクオリティ。ラブコメ方面に行きそうで行かないのも良い。
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九井諒子, ダンジョン飯 (10)

狂乱の魔術師のストーリーも佳境に入りシリアスな局面が増えてきたが、そんな中でもボーパルバニー編でしっかりとユーモアと料理を入れてくるバランスには天才的なものを感じる。
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土井善晴, ふだんの料理がおいしくなる理由 「きれい」な味作りのレッスン

一見よくあるレシピ本だが、「きれい」な料理がおいしいという思想が根底に流れているのがミソ。多分に精神論的ではあるが、 「きれい」なお料理というのは、「食べ頃」をとらえたお料理でもあります。カラリと揚がったきれいなキツネ色のあじフライをおいしそうに感じるのは、それが「食べ頃」を示しているから。目玉焼きの白身のまわりのチリチリも、食べておいしいと感じる火の通り方になっている合図だし、じっくり煮た大根のべっこう色も、味がそこまでしみているというしるし。自分の目で見て「きれいだな」と...