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天原, 33歳独身女騎士隊長。 (2)

33歳独身女騎士隊長。にまさかの続編。3年ぶりの単行本だがこのくらいのペースで細々と続いていくのが良いと感じる。
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朝倉康心, 麻雀の失敗学 ミスから生まれた必勝戦術

麻雀に限らず、トッププロが自らの失敗を振り返る本は貴重。 単純な手順ミスはさすがに少ないが、基準に沿った押し引きなどの人間が不得意な分野はやはりトッププロでもミスをするもの。聴牌料の押し引き基準など、参考になる資料も多い。
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詠坂雄二, 電氣人閒の虞

遠海事件以来久しぶりの詠坂雄二。ホラーかと思わせつつ、最後はきちんとミステリとして落としてくれた。それだけに終わらず、最後の一文の壮大な引きを入れるあたりはやはり只者ではない。 なお文庫版の解説は完全なネタバレなので、これから読む人は要注意。
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公益社団法人 日本ボディビル・フィットネス連盟(監修), ボディビルのかけ声辞典

ボディビルのネタ本。企画も写真も良いのだが、いかんせんボリューム不足。"辞典" を名乗るのならば、それなりの量が欲しかった。
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芦沢央, 許されようとは思いません

表題作の "許されようとは思いません" が秀作。ホワイダニット型の安楽椅子探偵モノだが、因習が残る地方の舞台設定と勘のいい探偵役の彼女という組み合わせが見事。文体も読みやすい。
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冨田和成, 資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点

資本主義社会の攻略本。資本主義の未来を楽観視した上で、アービトラージを推奨する。 金融資本の運用一辺倒ではなく、元手を生み出すための人的資本の形成に半分以上を割いているのが特徴。その上で課税や社会保障を "重力" と呼び、重力の大きい人的資本から重力の小さい事業資本へシフトしていくことを勧めている。 金融資本の運用部分はプロと競合しにくい長期投資や新興銘柄を推奨。期限を切らない長期の大きな予測は概ね外れず、板が小さい新興銘柄はアービトラージの余地が生じやすい。また、金余りの世...
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碓井民朗, 得をするマンションの選び方 プロが教える77のポイント

建築士によるマンションの選び方。立地の話はそこそこに、建築の視点からのマンションの見極め方を指南してくれる。設計者の力量や良心を見極めるための具体的なポイントが示されておりわかりやすい。
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西岡壱誠, 読むだけで点数が上がる! 東大生が教えるずるいテスト術

副題に "どんな試験でもすぐに使えるテストの裏技34" とあるが、文系の大学入試向けのテクニックが中心。汎用的に使えそうなのは、時間配分の技術くらいか。
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沖有人, マンションは学区で選びなさい

マンションは10年で買い替えなさいに続いてもう一冊。 マンションを学区で選ぶべきという主張は良いのだが、肝心の学区の評価がそのエリアの平均世帯年収になっているのが残念。きちんと価格変動や需要予測で評価して欲しいところ。
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永野良佑, 家を買う時 必ず! 読む本

不動産ファンド出身者による不動産入門書。不動産屋出身者に比べてやや投資寄りの視点か。建築コストや借地権、売れ筋価格といった数値の相場が載っているのも嬉しい。